概要

豆乳資格検定は、日本豆乳協会が実施・認定する民間の資格試験。

試験は年1回、12月上旬に実施されており、東京、大阪、名古屋で受験することができます。

豆乳資格検定は以下の3種類あり、いずれも受験資格は不要です。

 

①豆乳マイスター

対象は豆乳愛飲者や調理、栄養学を学ぶ学生。

受験料は3,000円。

 

②豆乳マイスター"プロ"

対象は豆乳マイスター合格者や上級の豆乳愛飲者、豆乳関連の職業従事者。

豆乳マイスターの上位資格。プロというだけあって専門的な出題が多いとか。

受験料は5,000円。

 

③豆乳マイスターS

対象は高校生、専門学校生。

主に学校内で団体受験する試験らしいです。

受験料は500円。

 

出願・対策

私はもともと豆乳が好きで、コーヒーに豆乳を投入してソイラテにして飲んだりしています。

そんな中、豆乳に関する資格があることを知り、受けてみたいと思いました。

 

豆乳マイスターと豆乳マイスター”プロ”、どちらを受けようか迷いましたが、まずは無難に豆乳マイスターを受けることにしました。

出願期間内に豆乳資格協会事務局に受験したい旨をメールで伝え、指定された銀行口座に受験料を払い込むと出願完了です。

 

あとは試験対策です。

この試験は超マイナーゆえ受験対策用の参考書等がありません。

日本豆乳協会のHPに公開されている模擬試験問題を印刷して勉強に使用しました。


受験(2018.12.08)

東京会場は青山タワービル内の貸会議室でした。

エレベーターの前には案内の看板が。

受付で本人確認を済ませ、入室します。

東京会場での豆乳マイスターの受験者は17名で、男女比は半々でした。

”プロ”の受験者もいたようですが、別室での受験だったようで人数は分かりませんでした。

 

試験の冒頭、まず事務局長からご挨拶。

受験しに来てくれたことに謝意を述べられた後、「マイスターは受ければ大体受かるようになっている。来年は是非”プロ”を受験してほしい」という趣旨のお話をされていました。

この試験、合格率や合格ラインが公表されておらず少し不安だったのですが、大体受かると聞いて安心しました。

ネット上では「合格ラインは8割」という情報もあったもので…💦

事務局長の話しぶりからすると、少なくとも半分取れていれば合格は貰えるのではないかという気がします。

 

事務局長のお話しが終わり、試験開始です。

試験は4択のマークシート式で、1時間で50問を解答します。

問題の約8割は協会HPの模擬試験問題で解いたことのある問題だったので余裕でした。

なお、問題用紙に直接マルを記入していくため、持ち帰ることはできません。

 

20分ほどで解き終え、ざっと見直して退室しました。

試験室を出たところで係員の方からお土産を頂きました。

 

家に帰って広げてみると…

日本豆乳協会発行の「ソイミルクニュース」と、豆乳を使ったレシピ集。

そして豆乳のイラストが描かれたトートバッグが入っていました。

1リットルの豆乳飲料を2本入れるのに丁度いいくらいの大きさです(笑)

 

合格発表

試験から1か月ほどで結果が届きました。

気になる結果は…

無事に合格でした。

 

それにしても… あれ、合格証書だけ?

「合格者には合格通知後にピンバッチが送られます」とHPに書かれていたので楽しみにしていたのですが、バッチは同封されておらず。

別便で後日発送なんでしょうかね。

気長に待ちたいと思います。

 

認定証とピンバッチが到着(追記:2019.03.29)

認定証とピンバッチが届きました。

今回ピンバッチのデザインを変更したため送付が遅れてしまったとのこと。

認定証は名刺サイズの紙にラミネートしたもの。

ピンバッチの方は百円玉サイズでメタリック製。

付ける機会は無さそうですが、可愛いデザインなのでコレクションにするのも良いかと思います。

 

感想

趣向を変えて娯楽性の高い資格を取ってみましたが、気分転換にはいいですね。

大豆の銘柄や、効能、国内外での消費量など、体系的に学ぶ良い機会になりました。

国産米の銘柄は「あきたこまち」や「ササニシキ」など誰でも聞いたことがあると思いますが、

「トヨコマチ」「ユキホマレ」など、国産大豆の銘柄を知っている人は殆どいないのではないでしょうか。

未知の事柄が多く、勉強していて楽しかったです。

 

大豆に関する資格としては、他にも「ソイオイルマイスター検定」というものがあるようです。

これはアメリカ大豆輸出協会主催で、合格者はアメリカ大使館で表彰されるとか。

こちらも面白そうなので、都合がつけば受けてみたいと思います。