●概要
ビジネス能力検定は、(一財)職業教育・キャリア教育財団が実施する民間の資格試験。
学生が就職前におさえておきたいビジネス知識や社会人のマナーから、人材育成の課題である問題発見力・提案力・発信力まで、 就職間近の学生、新入社員、入社数年の中堅社員の幅広い層に取り組める試験です。(公式HPより)
試験は1級、2級、3級が実施されています。
CBT方式とペーパー方式の2通りあり、好きな方で受験することができます。
【受験料】
1級…8,500円、2級…4,200円、3級…3,000円
【合格基準】
1級…60点、2級…65点、3級…70点
【合格率】
1級…35%程度、2級…70%程度、3級…80%程度
さて、どの級を受けるかですが…
1級は受験料が高いうえに記述式があるとのことなので、とりあえず2級を受けることに。
公式HPで過去問を閲覧できるのですが、見た感じ2級は全て3~4択の択一式で簡単そうですし。
●対策
公式のテキストと問題集は市販されているのですが、過去問を見た感じでは常識で解ける問題ばかり。
過去に受験された方々のブログを見ても「テキスト不要」とか「無勉で受かる」といった意見が多かったため、特に対策しないで受けることにしました。
●試験(2018.07.01)
会場は船橋情報ビジネス専門学校。
JR船橋駅から徒歩5分ほどのところでした。
2級の受験者は20人ほど。
学生っぽい人が殆どでしたが、社会人も数人いました。
試験員から説明を受けた後、試験が始まります。
時事問題、年金や税金など社会保障の知識を問う問題、新聞記事を読んで内容の理解を問う問題など、バラエティに富んでいました。
特に問題6,7の事例問題は良く作られていて、解いていて面白かったです。
40分ほどで解き終えて途中退室しました。
●合格発表
8月18日に封筒で受験結果が届きました。
触ってみてカードが入ってる感触だったので合格を確信。
開けてみると今回の受験状況と合格証が入っていました。
今回の2級の合格率は83.3%でした。
例年は70~75%程度で推移しているので、今回は特に簡単だった模様。
なお、私の点数は1問ミスって96点でした。
無勉でこの点数なら御の字ですが、どうせなら満点取りたかったですね。
…というか、いきなり1級でもよかったか💦
●総評
社会人にとっては常識で解ける問題ばかりで、とても簡単に感じました。
秘書検定3級くらいの知識があれば、無勉でも高得点で受かると思います。
履歴書の資格欄を手っ取り早く埋めたい就活生にはオススメです。