概要

防火・防災管理新規講習は、防火管理者、防災管理者の資格を保有していない人が新規に資格を取得するための講習。

2日間の講習を終え、効果測定に合格することで甲種防火管理者防災管理者の2つの国家資格が手に入ります。

 

防火管理者、防災管理者は消防法に基づく国家資格。

建物の規模や収容人数に応じて防火管理者、防災管理者を選任しなければなりません。

取っておけば職場でも重宝されること間違いなしの資格です。

 

講習内容

防火・防災の2冊のテキストに沿って講義が行われます。

講習内容は防火管理者の選任要件や消防設備の使い方など多岐に渡り、サクサク進んでいきます。

「説明するのはさわりだけなので、詳しいことはテキストで復習してくださいね~」という感じでした。

 

受講者の性別や年齢はバラバラで、熱心に聞いている人、居眠りしている人、スマホをいじっている人など受講姿勢も様々でした。

私にとっては結構退屈でした… 危険物取扱者と消防設備士の免状持ちの私には既習事項ばかりだったので。

受講科目を一部免除してくれればいいんですけどねアセアセ

 

効果測定

2日目の受講の後には理解度をチェックするための効果測定が行われます。

3択の問題が10問出題され、6問正解で合格となります。

 

効果測定で不合格だと1時間ほど補講を受けた後に再試験を受けてもらうとのこと。

ただ、効果測定はテキスト参照可のうえ、採点も自己採点のため、落ちる人はいないと思います。

(自治体によって異なる場合があります)

 

余談ですが、私の父も20年ほど前に防火管理者の講習を受けており、その時は効果測定の後に何人か残されて補講を受けさせられたようです。

「〇〇番と××番さんは残ってください」って感じで。

これは恥ずかしいですねぇ…

 

幸い、私が受けたときは全員合格でした。

合格確認後、数分で修了証が交付されます。

 

カードタイプの修了証でした。

 

自治体によっては手帳タイプやA4の賞状タイプの修了証もあるようですが、今はこのカードタイプが最も一般的かと思います。

 

受講を終えて

長い長い2日間でした。

座って話を聞いているだけで国家資格が2つ貰えるというのは嬉しいのですが、

ただ座っているだけなのにだいぶ疲れました。もう年でしょうか。

 

さて、これで資格は取得したので、いつでも管理者として選任されることができるようになりました。

いつか管理者に選任されたときに職務を全うできるよう、引き続き消防関係の知識の習得に励んで参ります。