概要

火薬類取扱保安責任者は火薬類取締法に基づく国家資格。

この資格があると、火薬庫または火薬類の消費場所において、保安責任者として選任され、その職務に就くことができます。

 

試験は5択のマークシートで、「法令」(20問)、「一般火薬学」(20問)の計40問。

どちらも60%取れていれば合格です。

 

試験は甲種と乙種がありますが、難易度は殆ど変わらない様子。

どうせ受けるならと思い、甲種を受けることにしました。

 

対策

参考書は香川砕石事業協同組合が刊行するテキスト・過去問がおすすめです。

通称「香川本」として、その分かりやすさから絶大な支持を集めています。

私は香川本のCDをヤフオクで500円で落札し、印刷して使いました。

 

テキスト部も過去問部も全ページフルカラーで、ベンチ発破や無煙火薬燃焼実験の動画も収録されていました。

書籍版より内容が充実している気がします。

 

総学習時間は10時間ほど。

収録されている過去問5年分を2周したところで試験日到来。

出題パターンはバッチリ押さえられたので、まあ大丈夫でしょう。

 

試験

試験会場は千葉県高圧ガス保安協会。

坊主頭で筋肉質の自衛官風の男性や、長髭をたくわえた花火職人のような老人、受験者層が幅広い印象でした。

 

試験は例年通り過去問の焼き直しばかりで、30分ほどで完答して途中退室。

帰宅して自己採点したら法令20点、一般火薬学19点でした。

計算問題で1問ミスっていました…

 

合格から免状申請まで

一か月半ほどで合格通知が届き、千葉県庁へ免状申請に行ってきました。

千葉県では郵送での申請ができないので面倒です。

申請から一週間も経たずに届きました。

千葉県庁さん、仕事が早い!

 

ちなみに甲種の受験料は17,000円。

(+免状交付手数料2,400円)

今まで受けた資格試験の中で一番高額でした…