ロシアの大統領に欠けているお客様という視点 | カズの「きまぐれブログ」

ロシアの大統領に欠けているお客様という視点

ロシアのウクライナ侵略はロシアにとってもメリットはほとんどない。
仮に侵略により、国土を増やし、そこに住む人達を力により屈服させたとしても、その後侵略をした土地を管理してゆく過程で、その土地に住む人達が経済的に困窮すれば彼らの不平不満が爆発する可能性が生まれてくる。そうかつて日本で起きた一揆のように。危険なリスクなのだ。
彼らが不平不満を爆発させないようにするにはかなりのコストがかかる。何しろ侵略により荒れ果てた土地なのだから。
ロシアはもうひとつ大きな間違いをおかした。NATOの東方拡大により、ロシアは莫大な利益を得たのだ。
NATOの東方拡大により、旧東欧諸国が西欧諸国のロシアアレルギーを取り払ってくれたおかげで、西側諸国からエネルギーを依存してもらえたのだ。
またロシアはウクライナからの観光収入も自ら放棄したのだ。
侵略によりウクライナを荒れ果てた土地にしてしまえば、ウクライナからの観光収入は見込めない。
国のリーダーにとって安全保証は大切だ。
しかしそれだけでは駄目だ。国民の生活を預かる身なのだから、経済を見抜く柔らかい視点こそが必要なのだから。
隣国を敵視しても誰も幸せにはならない。侵略により土地を増やしても実際には机の上で得られたような利益は得られない。
隣国をお客様と捉えることで新たなビジネスチャンスが生まれるのである。