私小説 過労死対策専門弁護士桑島圭介 | カズの「きまぐれブログ」

私小説 過労死対策専門弁護士桑島圭介

私小説です。
まえがきの一部です。

欧州のとある国の大統領候補が、先日日本の安全神話は、これまで事実上移民を受け入れて来なかったからだ、と話したという。
確かに生まれも、生活習慣も、言葉も違う環境で生活する事は想像を絶する程辛い事である。トラブルも起きやすいかもしれない。それを正当化するつもりは毛頭無いが、確かに一理あるかもしれない。
しかしその裏で日本が想像を絶する程の過酷な現実に直面している事は彼は知るよしもないだろう。
今日本では、サービス業を中心に過酷な人手不足に見舞われている。人手不足なんて生易しいレベルではない。あまりにも酷すぎる現実がそこにはある。
人手不足倒産が相次ぎ、過労死も続出している。
にも関わらずスポンサーである企業に遠慮してまるで人手不足などなかったかのように振る舞う日本のマスメディアの姿さえある。
これは企業や財界、国や自治体、マスメディアを敵に回し、過労死撲滅のため日夜たった1人で孤独な戦いを続けるある弁護士の物語である。

第1話 企業を敵に回した男