もはや老後という言葉は死語になりつつある | カズの「きまぐれブログ」

もはや老後という言葉は死語になりつつある

家電量販店のある大手企業が、これまで継続して勤めてきた人達が80歳を過ぎても働ける仕組みを作ったという。驚くのはそれだけではない。80歳を過ぎて求人に応募してきた人でも、面接で人物を判断して相応しいと思えば新規雇用として積極的に採用してゆくのだという。
同社はこれまでもコロナ不況に苦しむ大手航空会社から正社員を人材派遣として受け入れ、働いてもらうなど、人手不足に対する危機感は家電量販店の中でも圧倒的に高いと言える。
各業界にて今圧倒的で深刻きわまりない人手不足に悩まされている中で、シニア労働力に熱い視線が注がれている。
人生経験も豊富で、人脈も持っているこういった人達をこれまでの日本はただ高齢というだけで採用対象としてこなかった。
しかし人手不足になって初めて人材不足を補うだけでなく、こういった人達が持っている計り知れない程の価値に遅蒔きながらようやく今気付き始めている。
例えば接客業だってそうだ。高齢者が今一番増えている中で、その高齢者の人達が同じ高齢者に接客してもらうのは、同じ高齢者として、自分たちが抱えている痛みや苦しみを分かった上で接客してくれるのである。
またこういった高齢者の人達が持っている人脈を企業の中で生かしてゆくことが出来る。
これまで高齢者というだけで、労働市場から排除してきた日本。ようやくその価値に気付き始めた今、もはや老後という言葉は死語になりつつあるかもしれない。
シニア労働力は今危機的状況にある圧倒的で深刻きわまりない人手不足を救う救世主として今熱い視線が注がれている。