4月下旬、親族から熱があって、原因が分からず取り敢えず
入院することになったと。
その考えはいけないと思うが、電話がかからないことになって、
私はほっとした。
もう身体が、持たないと思っていたのだ。
7月に転院しても、まだ熱があるときもあり、
食欲がなくなり、食べられなくなったので、
点滴による、治療が始まった。
あれから2ヶ月。点滴だけでもう、何もできないそうだ。
リハビリも終了した。
母は、春にあと2,3年生きたいと言っていた。
私は、その時正直に言うと、
「勘弁してほしい、私の方が先に死んでしまいそうだ。」と思った。
世間からみたら、私は介護らしい事は何もしていないように
みえるかもしれないが。
ここ7,8年の遠距離介護で、心も身体も、金銭的にも厳しい状況。
私の限界。
これが、ひと段落したら、どんな気持ちになるのだろうか。
そう思いながら、2、3週間に一回高速バスで
故郷に向かう。
母は、私の顔はまだわかるから、
ガラス越し、スマホで呼びかけている。
30分間の面会が許されているけど、
母自身が、もういいと言って、
10分持てば、よいくらい。
5時間かけて行って、
10分の面会時間に、
また5時間かけて帰るのだ。
それに、乗り物の待ち時間があって。
でも私を分かってくれているなら、続けようと思っている。
こんなことしかできないなあ。
生きたいだけ、生きて欲しい。
これで最終章だ。