最近、心に余裕が出てきたのか映画を観る機会が増えてきた。そして今日は「ブルー・イグアナの夜」を観に行くことに。会社の帰りに観に行くために、食事する時間がなくてコンビニでパンを買って行く。パンを齧りながら観る映画を想像しながら・・なんて楽しい時間だろうと思ったり。子供の頃の映画鑑賞にはパンあり、お菓子あり、だったからそんな場面を考えていて、つい、気持ちがウキウキしている。でも、映画館に行くと静寂が支配していて、パンの袋を開けられない腹が空いてグーと鳴るような気分になりながら、画面を見つめる。でも、パンが・・食べたい。お腹がすいているのだ。思い切って暗闇の中で音を発てないようにそっと袋を破った・・ら、二つ横の女性が睨むような気配・・心の中で「ゴメン・・ゴメン」を思いながら、それでもパンを食べた。それで、映画も心おきなく観れたんだ。映画の感想は「女性は可愛いいのだ」と思ったな。あの「ブレード・ランナー」のプリス役を演じたダリル・ハンナがダンサーのエンジェル役、天使のような無垢な女性を演じていた。それにそれぞれの5人のダンサー達が心を開き懸命に生きる姿に胸の奥が揺さぶられて、つい涙が出そうになった。    2003/03/03記

 

後記

今は音を発てて食べたらダメだと思う。他の人が映画に集中出来ないから。2024/04/04記