私が10月に立てた目標
それは、
『25mプールをコースロープに接触することなく泳ぎきること』

そもそもの始まりは、「思い通りに動かせる体がほしい」という願いを強く持ったことから。

スポーツをする人なら誰しもが願うことかもしれません。
この願いを叶えるためには、何が一番重要なのだろうか?
・・・考えました。
私の答えは「まっすぐ、均等」。
戻る場所がハッキリしていることは、修正する能力、アレンジする能力が養われると考えました。

誰の力も借りずにまっすぐを体現する・・・・。
「走る」は地面の力を借りている
「滑る」もやっぱり地面の力を借りている。
あ、「泳ぐ」ならなんの力も借りていない!!

そう気づいた日から、私のチャレンジが始まりました。

トップスイマーに聞いたところ、
「苦しい時は目をつぶって泳ぐこともある。でも、コースローブに接触したり、壁にぶつかったりしたことはない」との回答をもらいました。
と、いうことは、認識の中でまっすぐ泳ぐことは可能なんだって、気付いちゃいました。

それと、
日本泳法の人にも話を聞きました。
「力を抜いて、水圧を感じることでまっすぐ泳ぐことはできる」
うん、すごい!!!
お侍さんや忍者は暗闇を気配を消して目的地まで泳ぐ必要があったとか。

この二つのヒントから、
1、25mのプールの状態を認識する
2、力を抜いて、両肩にかかる水圧を感じる
をテーマに練習が始まりました。


できる限り息継ぎは少なくする。
入水角度は左右対称に
頭の上で手が合わさるように

11月の後半にはコースロープへの接触は2回まで減らすことができました。

12月に入ってからは、プールを変更。
プールの大きさが変わったことで、水の流れが異なり25mの感覚が変化してしまいました。
たった10cm水深がふかくなっただけなのに、ちょっと怖くて脱力できない。
コースロープにたくさんぶつかるから、泳ぎも安定しない。


でもね、
「ストロークをゆっくり大きく」
ってアドバイスをもらった途端に、
コースロープに一度も接触することなく泳ぎきることができました。

そう、目標達成!!!!

考え事が多くて気持ちよく泳ぐという感じではなかったけど、
ぶつからずに壁にタッチできてすごく嬉しい。


そういえば,会社でこの取り組みの話をしたところ、
「常に水の抵抗を感じることができるから、陸上より簡単にまっすぐがわかるんじゃない?!」
と、ご意見いただきました。


・・・確かに、そうかもしれない。
指摘を受けるまでは水中が1番難しいって思ってきたけど、ちがうのかも。


ま、今は「まっすぐコレクション」をどんどん増やしていきたいと思うのでした。

プールの再現性を上げること
片足立ちを安定させること

あとは,首のまっすぐかなぁ。
首の真っ直ぐについては改めて記載します。


毎日発見の連続です。
適切なタイミングで、正しい姿勢・正しい動きをレクチャーしてくれるコーチ、トレーナーに感謝です。


今日も頑張ろう!!!