とある日の夕方のこと。

大人の階段を登るために浅草へやってきました。

どじょうデビュー


事前情報
硬くて美味しくない、泥臭い。

イメージ
味付けが濃い、醤油の色で茶色


挑戦したのは
・丸鍋
どじょうを開かず、まるごと調理した鍋。醤油ベースの割り下で煮る。たくさんのネギを乗せて食べる。

・柳川鍋
開いたどじょうを、ごぼうと一緒に卵としにしたもの。


たくさんのどじょうがやってきました。
(見えなくて良いこともたまにはあるかもしれない?笑)







想像と違って、
臭みもなく、柔らかくて、骨までガシガシたべれる。
そして薄味の汁に驚く。



丸鍋は、
奥歯で一度二度こすりつけるだけで骨が砕ける。
外側は柔らかく、プルプルとした食感、うなぎのゼラチン質な部分と似ているような感じ。
でも、脂っぽくなくて蛋白な印象。


一方、柳川鍋は、
卵に包まれて、醤油とごぼうの味がしみわたる。
開いたどじょうは、丸鍋ほどの存在感はなくなる。
白身魚をほぐしたような歯ざわりで、噛むほどに甘みがます。
あたたかい汁と口の中で馴染ませた時、これがどじょうなのか、と今日の経験に嬉しくなる。

最近では養殖していることから泥臭くないこと、圧力鍋を使うから骨まで柔らかく煮込めること、時代の流れでより食べやすくなったどじょう。

幼い頃、おじいちゃんが調理していたことを思い出しました。
大人の食べ物だと思っていたどじょうに挑戦でき、また一つ経験が増えました。


どじょうの他にも
今日はくじらの刺身にも挑戦!!!
親世代には、馴染みのあるくじらでも、昭和の末に生まれた私にとって、幻のお魚レベル。それなのに、今日は刺身で登場♪

感想は、超絶うまい!!!
蛋白なのに、プリプリの身に、あとからくる甘み。


普段は沼(究極の減量飯)ばかり食べていたからこそ、どじょうやくじらの美味しさを全力で堪能できたのかもしれません。

「空腹は最高の調味料」

あら、こんなまとめで良かったかな。


東京の下町文化に触れ、また一段と東京、日本が大好きになりました。


この度の出会いと、経験に、心から感謝します。
ありがとうございました。


半谷静香