イベント「未来のスポーツ-Diversity & Inclusion 第2弾 障害の壁も、言語の壁も乗り越えて、全ての人が分かち合えるスポーツは実現できる?@パナソニック東京」
13日土曜日
パラリンピック500日前イベント
参加者してきました。
「100年先の未来、人々はどのようにコミュニケーションをとっているのでしょうか?もしかしたら、母国語や外国語といった概念はなくなり、手話や展示は独自の開発をとげ、新たな言語が開発されているかもしれません。」
そんな前置きから始まるこのイベント!
最近注目されている、コミュニケーションの実験型ワークショップ。
挑戦しました。
私はベースが「見えない」。
加えて、「聞こえない」、もしくは、「話せない」なかで、コミュニケーションにトライ!!
一度目は「見えない」プラス「話せない」。
「グループ5人でニックネームを共有しよう!」
グループには、アイマスクをつけた「見えない」人、イヤホンをつけた「聞こえない」人、マスクをつけた「話せない」人がいます。
文字を使うことができれば、なんとかコミュニケーションがとれます。
話したがりの私、話したくて仕方ない。
伝えたい!でも伝えられない!!
意外と苦しい。
二度目は「見えない」ブラス「聞こえない」。
耳に装着したのはパナソニックのイヤホン。流れるのは大音量の音楽。
「山手線ゲーム、お題はオリンピック・パラリンピックの競技」
テーマだけは教えてもらえたけど、、、
何が起こっているのか、全くわかりません。
孤独感がいっきに増しました。
手に触り、触らせて、なんとかわからせようとするチームメイト。
でも、汲み取れない。。。悔しいけど、緒がない。
工夫すれば解決できることもたくさんありました。
でも、非常に難しい課題もありました。
一人ならあきらめたくなるけれど、いろんな人の知恵が集まれば、困難も乗り越えられそうな予感。
みんなで協力して「考える」時間がすっごく楽しかったです。
みんなで考えた、新しいスポーツ。
私たちのスポーツは「フラッグ キャリー ボール」
みんなでボールを運ぶチーム対抗戦。なんちゃって三重苦の私もみんなと協力して、ボールをカゴに入れることができました。
相手を思いやるって、素敵ななことです。
コミュニケーションって、
・伝えたい気持ちとわかりたいという気持ち、
そして、
・伝わったときと分かったときの感動、
これが、重要なんじゃないかな。
すごく勉強になりました。
話しは少し逸れますが、
イベントに参加されていたハンマー投げの室伏さん、手も背もめちゃくちゃ大きい。
マラソンの市橋さん、想像よりもすっごく小さい方でした。
とても良い1日でした。
携帯を自宅に忘れて出かけたことが帳消しになりました。
以後、忘れないように気をつけます。
携帯は、時計だし、望遠鏡だし、乗り換えにも必須なんです。
東京パラリンピックまで498日!!!
半谷静香