結果報告〜IBSA 柔道 ワールドカップ 2018 アンタルヤ〜
2018年4月22・23日に、アンタルヤ(トルコ)でワールドカップが開催され、日本代表として出場してきました。
結果は3位
1位 ハリンスカ(ウクライナ)
2位 カルメン(ドイツ)
3位 エイチャン(トルコ)
3位 ハンガイ(日本)
○1回戦 シード
○2回戦 ジャンヒデ(トルコ)
一本勝ち 押さえ込み
○準決勝 カルメン(ドイツ)
反則負け 指導3
○3位決定戦 グルナッツ(アゼルバイジャン)
一本勝ち 押さえ込み
初戦でビビる悪いクセ、今回も少し出ました。
腰が引けて釣り手が触れない!!
もう少し体を立てれたら、今よりはスムーズに試合ができるかもしれません。
準決勝はカルメン。
この半年で3回目の対戦、勝ちたい!!
試合中盤、左一本背負いで技ありを先取。
頭を下げさせられていたため、すでに指導が2つ。
勝つには攻め続けるしかない!!
終盤、相手に指導。
よし!もっと技を出すぞ!
・・・勢いよく入った体落としは、手が滑り畳に倒れたのは私だけ。
指導、かけ逃げ。
指導3つ、反則負け。
残り時間は40秒でした。
悔しくて、悲しくて、柔道着に埋もれて泣いていたら、
「早めに切り替えてくださ〜い!」って柔道着をめくる人が!!!!笑
立ち直れないかと思ったけど、仲元コーチの一声が引き戻してくれました。
いつも予測がつかない、驚きのタイミングと一言!
今回はいつも湿っている仲元コーチの手のひらにも、何度も助けられました。笑
普段の練習では経験できないことから、たくさんの学びを得ました。
この学びを次の試合で生かすために、練習に励みます。
二日目は団体戦に出場しました。
先鋒 半谷
中堅 石井亜弧選手
大将 廣瀬順子選手
○1回戦 ウズベキスタン
1-2 負け
○敗者復活戦 インド
3-0 勝ち
○3位決定戦 トルコ
0-3 負け
私にとって初めての団体戦でした。
チームのために戦うこと、みんなで挑めること、個人戦とは違った緊張感を全身で感じることができました。
ウズベキスタン戦、1階級上の選手と対戦して思ったことは、組んでから始める視覚障害者柔道において、階級の違いは勝敗に大きく関わってくるということ。
組み負けてしまうし、自分の形になることが一度もできませんでした。
トルコ戦、対戦相手は同じ階級で同じく3位だったエイチャン。初めての対戦、どうしても勝ちたかった。相手の背負い投げについていってしまいました。
悔しい。
二日間を終えて
48kg級 半谷 銅
57kg級 廣瀬 金
女子団体 5位
本大会へ挑戦するにあたり、多くの方の力をお借りました。
サポート頂いた日本チームのスタッフ、共に戦った選手、普段一緒に練習をしてくださる東京女子体育大学をはじめとする、高校生、大学生、稽古をつけてくださる皆さん、応援してくださった多くの方々に感謝いたします。
ありがとうございました。
今後とも応援、宜しくお願いします。
リゾートホテルで行われる国際合同合宿も頑張ります!!
半谷静香