9月16日(土)の記録
〜講道館 月次試合〜

試合の経験が圧倒的に少ない私。

「試合の経験を積みたい!!」
という思いから、月次試合に出場するようになりました。

女子弐段の部にエントリー。

私の対戦相手は'アリさん'!!!
(アリソンさんだけど、アリさん👍✨)

これまでに何度も稽古をつけてくださっている、いつも優しくて素敵な方です!!

アリさんは背が高い。
よって、私の目標は「背負うこと」!

試合前のアップは、ほんの少ししか動いていないのに、大量の汗と激しい息切れ⚠︎

そう、あがり症なんです…。

試合が迫るに連れてため息が増え、ソワソワ落ち着かなくなる。

コーチに背中を叩いてもらい、気合を入れる!
「ウズベキスタンの1試合目だと思って!」

よーし、頑張るか。

顔を3回叩く。

いざ、出陣!!


主審「組み方」
この瞬間が緊張のピーク。
主審「はじめ!」
イメージ通りには動けない。

ちょっと焦るけど、やることは決まってます。

①肉球荷重。頭は下げずに良い姿勢
②釣手を動かす。鎖骨に衝撃
③崩す。小内、大内、足払い
④担ぐ、刈る
⑤釣手を離さず密着
⑥じっくりジワジワ抑え込む

最近感覚を掴み始めた'形の力を抜く'、'腰を低く'を意識!!

そしてそして、特訓したばかりの'返し'にトライしつつ、ビビらずに攻める。

あー、やることいっぱいヽ(;▽;)ノ

でも、げんを担ぎの試合!負けるわけにはいかないのです!

格上とか、過去に投げられたとか、関係ない!
攻めるしかない。

そして、勇気を振り絞ってかけた'大内刈り'・・・
返されてもおかしくない角度だったけど、なんとか、なんとか'技あり'のポイント!!

これに一番驚いたのは、間違いなく私!
衝撃で寝技が疎かになりました。苦笑

〜あとは、動画をご覧ください〜



アリさんはいつもとても綺麗な大外刈りや足払いをかけます。
私はたくさん投げられました。
その度に、「私の方が思いから、ごめんね」と謝ります。
私は、アリさんがとても謙虚で強い柔道家だと思います。

これから、またたくさん稽古をつけて下さいね!

アリさんと試合ができて本当によかった。
ありがとうございました。


試合を振り返り、これまでとは確実に違いが出てきました。
1.今までなら怖くて大内刈りなんて、絶対に入れなかった。
2.相手の技を受けるテクニックと余裕がもてた。
3.「なにをしたら良いのかわからない」という時間がなくなった。
4.諦めずに試合をすることができた

たくさんの進歩を、自分なりに感じた試合でした。

ぜーんぶ、仲元コーチのおかげなんです。
私の'弱点'を見つけてくれます。
どの方法があっているのか、一緒に考えてくれます。
出来ていないところ、出来たところを細かく教えてくれます。
そして、自信と勇気が溢れるコトバをかけてくれます。

柔道を始めて16年、やっと成長し始めたのも、
根気強くサポートをしてくれる、仲元コーチ、井口トレーナーのおかげです。

来月のウズベキスタンはメダルをとって、'成長'を証明したいです。

滋賀合宿も頑張ります。

半谷静香