今朝、犬を散歩させていたときのこと。


うちの犬にはある程度、しつけを入れているという自信があるのと、散歩自身がストレス発散の場でもあるため、あまりリールを短くして、引き回すようなことはしていません。


なので、曲がり角などで他の犬と出会い頭になることがあります。


今朝、出会ったのはシュナウザー。大型犬の部類でしょうか。先方は、興奮してガウガウ暴れていましたが、こちらは吠えも咬みも飛びつきもしません。いつも通り、「待て!」で待機させ、適当にやり過ごしてから道路の反対側へ移動。


そこで先方の飼い主がぼそっと言ったセリフ。「危ないから、ちゃんと短くしておいてくださいよ」


いったい、何が危ないのでしょうか?


自分の犬をコントロールできないので、いつ襲いかかるかわかりませんよ、という意味でしょうか。


であれば、白昼堂々と散歩させてはいけません。人気のない時間に人気のない場所で散歩させるべきでしょう。


これは動物のしつけだけの状況ではありません。問題の本質がどこにあるか見誤っているために、悪いのは自分以外の他にあると思い込んでいるのです。その良い例が「モンスターペアレンツ」です。


個々の動物の特性に合わせてきちんとしつけをし、人間社会に適合させてあげることこそペットの幸せなのだと思います。


放し飼いや立ち入りの規制を設けなければいけないのも、未熟な飼い主が多く存在しているからであることを忘れてはなりません。


技術のよろず屋 株式会社 半一

代表 坂本仁志