猫と針 | そういえば、昔は文学少女でした。

そういえば、昔は文学少女でした。

クリスマスと誕生日に一冊ずつねだった、「世界少女名作全集」。図書室の本を全部借りよう、と思ってた中学時代。なのに今では読書時間は減る一方。ブログに書けば、もっと読むかも、私。という気持ちで始めます。洋書から雑誌まで、硬軟とりまぜ読書日記。

猫と針 (新潮文庫)/恩田 陸
¥340
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久々恩田さん。キャラメルボックスの舞台用に書かれた戯曲ということですが…。
全く意味不明であった。
30代後半とおぼしき同級生男女が5人、友人の葬式帰りに喪服で語り合う、という話です。皆スズキとかタナカとかヤマダとか、よくある名前。

つねに誰かが不在になり、すると残った人たちがその誰かの話をする。断片的な話をつなぎ合わせていくと、何とも不穏な事実が見えかくれする…。
非常に演劇的な感じはしたけど、じゃあ演劇的って何なのよ?

う~ん、面白くない。