2019年5月7日 歩行器立位・腕・胸・胸・手首 |  頸髄4〜6完全損傷、でも自分自身を諦めない!

 頸髄4〜6完全損傷、でも自分自身を諦めない!

脊髄損傷だからって、他人に治らないと言われて納得できる?

温は35.4度。

排便は1つ半。


 今日の訓練はIさんNさんが来てくれました。ありがとうございます。
ゴールデンウィーク明け初のトレーニング。
1週間ぶりなので感覚が鈍っているかな…と思っていたが、最初の神経伝達訓練脚伸展屈曲介助有りは、1セット目だけ右脚の感覚が弱かっただけ。
その後は両脚とも調子良くなった。
以前のように感覚が極端に鈍っていない。
それだけ感覚が回復して定着しているということだろう。
 
続く歩行器では、いつもよりかなり色々な部分の感覚が弱かった。
感覚が弱いとそれをまた回復させる必要があるので、もう一度やり直しか…と残念に思ったりする…

のだが、今日はそうじゃなく、
 
お!
強くなったんじゃない?
 
と、思えた。
なぜなら、感覚が弱い割には動きがとても良かったから。
もちろん疲れてくると動きは弱くなってくるが、そうでない時はかなり良い調子。
感覚が弱い割には動きが良い…それは、以前ほど頑張らなくても同じ以上の動作ができているってこと。
 
 
いやもちろん頑張ってるけど、あそこまで追い込んでいないのにこれか。

嬉しい♪
いやでも、気を抜かずもっと上を目指してやらなければ。

 
だけど1つ気になることもある。
手を抜かずにいつもと同じようにやったのにこの感じ。
ひょっとしたら何か新しい要素を加えないと、さらなる伸びが難しくなったりするのかも…?
だったら困るなぁ。
重りを増やせば済むようなやり方じゃないし。
 
やたら回数を増やせばいいってことでもないし。
 
 
歩行器の後は、最近のいつもの流れを変えていくことにした。
まず寝て仰向きで体の横で肘を曲げて肩を捻るは、右肩だけやることにした。
左右で強さがかなり違うから、強い左肩は一旦休憩。
脚立を使った、寝て仰向けで腕を伸ばすも、両腕とも一旦休憩。
どちらの腕も伸ばす動きは順調に強くなってきていた。

だけど良くなりつつも気になっていたのが脇の開き。
疲れてくると脇が開いて動きが悪くなりやすい。
腕を伸ばす力はあっても、脇の開き具合が不安定でバランスが崩れやすい。
 
 
 
だったら脇を閉じる訓練を再開すれば…とはいかない。
以前やっていたのは真横で脇を閉じる動き。
台車を使っていたが、それでもキロ単位の重りを使っていた。
 
 
それでもあの不安定な感じ。
考えられるのは腕の角度。
腕が体の真横なのかそれとも前なのか。
もちろん向きが違うから必要な筋肉も違うはず。
新しい何かが必要なはずだ。
 
その新しい方法が今はまだぼんやりとしたイメージできていない。
なのでまだ試してもいない。
だけどそれとは別に、胸の力が必要なことにも気づいている。
ただこれも、以前の方法で良いとは感じていない。

なので昨日も試した、脚立を使って腕を横に伸ばす動きを、今日は左腕でやってみた。
どちらかと言えば腕を伸ばす動作が主役になりがちだろうから、望むほど胸に対して効果的にはならないかもしれない。
だけど胸に力の入る感覚がゼロでは無いとは言え、まだ反復動作により力の入る感覚を回復させるべき段階だと思う。
なので、しばらくはこれで攻めてみたい。
そしてどう変化するか。
 
 
 
あと手首。
何度も試している、寝て横向きで左手首の背屈掌屈台車を使って。
これは、背屈と掌屈を分けてやっていくことにした。
以前からやっている橈屈の手の向きが90度違うパターン。
肘を曲げ伸ばす動きが強くなっているから、背屈と掌屈を同時にやってやろうと一石二鳥を狙ったが、何せやり始めたばかりで下手くそで、どっちも一緒になんてコントロールが全然できない。
回復に近道はないです…。

なので、それぞれに分けて集中してやることにした。
 
まず背屈。
肘を伸ばす動きで台車を振り回して、手首を反らすように動かす。
イメージはできているが、動き慣れていないので、タイミングを外しやすい。
しかもスタートしてすぐに動かすのでは、上手くイメージを届けられない。
他の全ての項目はそうなのだが、これは上手く出来ないので、助走区間として肘を曲げてくる動きから始めることにした。
 
それで何とかやり始めたものの、上手く腕を振り回せても、力の入り方が悪いと動き難くて動きは小さい。
なんだか思っていたり難しい。
連続して良い動作が全くできない。
 
 
台車を振り回す動きに合わせて力を上手く入れようと意識するほど、手首から肘の間のあちこちに力が入って強張って上手く動けない。
そんなのばっかり。
めちゃめちゃ下手やん…。
 
そんな中、必要以上に力を入れないように
動きの中で上手く力を抜くことができると、見た目の動きは良かった。
見た目だけは…。
でもまぁ、最初はこんなところからかな。

次に掌屈。
手首を内側に曲げる動作。
こっちの方がやりやすく感じる。
だけどふと気づいた。
上手く力が入れられているような感じがしても、動きがかなり小さいことに。

動きの勢いはつきやすいけど、力を入れることへ意識し過ぎると動きが硬くなる。
余計な部分に力が入り過ぎる。
それで動きが小さくなる。
そんな感じだった。
 

それに気付いてからは上手くコントロールして動くことが何度かできたけど、脳からの命令が上手く腕に伝わっていない感じだった。
目の前で起きていることに対して命令しているのだけどね。
こういったことがある。
明らかに出している命令と少し違ったコントロールをしていることが。
こういったところが神経の怪我を回復させる難しさなんだろうね。
楽しさでもあるけどね。
 



それと、やっと出来たー!
介助者2人で歩行器とリフトを使って壁にもたれて立たせる方法の動画。
ちょっと思う事はあるけど、ひとまずオンライン♪
 

 



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