2019年4月30日 肩の動き(手を上げる動作) |  頸髄4〜6完全損傷、でも自分自身を諦めない!

 頸髄4〜6完全損傷、でも自分自身を諦めない!

脊髄損傷だからって、他人に治らないと言われて納得できる?

 ふと今の肩の動きはどんな感じかなと思って、ベッドで座った時にチェックしてみた。

どれほど肩が動いても生活の中で使えなければ意味が無いので、手を上げようとする動作でチェックしてみた。
 
 
○チェック方法
・脇を開けずに動かす。
・胸に手を当て、そこから頭のてっぺんに向かって上げていく。
・脇を開いて肩の横側の筋肉(三角筋中部)を、使うか使わないかギリギリのところでストップ。
・基準として、手が体の中心から外れないこと。
(両手で挟んで動作することが、1つの基本動作になるから)
・上げるのと反対の手は、ベッドについて上半身を支える。
※肩周りの柔軟性は、他動であれば前も横も伸ばした腕を上げていって、腕を耳につけるのが容易にできるレベルです。
 
 
○結果
・右腕は、感覚的に肘が肩の真正面。手はおでこに届いた。
 
・左腕は、肩よりも少し下。手は目の辺り。
 
 
○わかったこと
・両肩とも、肩を捻る動き(内旋外旋)が弱いから、手が内側に倒れやすい。
・肘の位置が高くなるにつれて肩の前側(三角筋前部)へ力と意識が集中し、肩を捻る動きに力が入らなくなる。
・日頃感じている以上に両肩とも外旋動作が弱いので、トレーニングに加える必要性があると感じた。
・左肩の方が三角筋中部(横側)に早い段階から力が入りやすくて、日常生活で感じている筋力と柔軟性の割には、コントロールができていないと感じた。
※反対の腕で支えているので、体幹バランスによる動作への影響は考慮しない。
 
 
○今後やるべきこと
・両肩とも、肩を捻る動き(内旋外旋)のトレーニングの割合を上げる。現在、内旋動作はトレーニングしているので、外旋動作が必要。
・動作の目的にもよるが、左肩三角筋前部(前側)をもっと使って、神経に命令が流れる量と速さを上げる。三角筋中部(横側)は前部の補助で使おうとするぐらいの意識を持つ。
 
 

 

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