ただいるだけでいい | shukoの揺蕩うはねちブログ

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生きよう。生きていたい。と思う程たのしくて幸せで豊かに過ごせるように、自分に湧く気持ちを丁寧にみる努力をしています。

今日は絵画教室へ。


今日からまた違う対象物のデッサンで、この写真のは先月の。



小さな子どもの子育て中って何かしら中断する事が多い。
急に泣いたり、何かやらかしたり、要求してきたりと、
やってる事をやり切りたいのに中断せざるを得ない事が多すぎる。

決められた時間内でも、めいっぱい何にも邪魔されずやり切りたい欲望が湧きまくった。

そして、
子どもの頃から美術に憧れがありつつ、入った事のない美術部や美術系の学校。

カフェで絵画教室をやってるのをたまたま知った時には直ぐに申し込んだ。

月に一回だけだけど、夢中になってひたすらデッサンに全集中する楽しい時間☺️

先月は絵画教室の後にのんびりカフェで軽食を味わっていたら、

急に母から電話が来て父が救急車で運ばれると。
慌てて飛び出して病院へ向かった。

心臓がしばらく長い時間止まっていた為に意識不明で、心臓は動いていても
もう目は覚まさないかもしれないという感じだった
が、
奇跡的に意識が戻り記憶障害もなく
入院もしばらくしていたが退院して今はすっかり前のように暮らしている。

父は大きな子どもみたいな人で今が良ければいいし道徳心も欠けており、
私の父と母は昔から喧嘩ばかりで私が子どもの頃は
大喧嘩に発展する事多々。
今は両親も歳をとって大喧嘩する気力体力がなく、母がいつも一方的に怒っている😂

母から散々、
男はろくな生き物じゃないとか、女は損だとか、離婚するだのなんだの昔から愚痴を聞かされて育った私は、
今回、
父が入院中に言った母の
「さみしい」という言葉に目玉が飛び出して顎が外れるかと思った😵

母方の祖母も祖父とはいっつも口喧嘩をしていたのだが、
ある日元気だった祖父が急死してしまい、
「口喧嘩でもする相手がいないと寂しい」
と言っていた。

それと同じじゃないか!!
と母に言うと、

憎たらしくてどーでもいいって思ってきたのに、いざいなくなると寂しいというか、
ナニクソ!と思って生きてきたから、
そう思える相手がいないとどうしたらいいか分からないし、
1日何も話さなくてもただ同じ建物内にいるってだけで安心だったんだよ。
と。

夫婦ってそんなものなのか。
と思うと同時に、

女は、安心できるから旦那は家にいるだけだいいんだよ。
みたいなことをさきこたまが言ってたなと思い出した。

友達も、
お父さんが亡くなった時に、
散々お父さんに苦労させられてきたのにお母さんが寂しいと言っていたと。


本当にどんな男でも家にいるだけでありがたいのだ。

私はまだその体験がないから分からないのだけど、

確かに
雷が鳴っている日や、地震が頻繁に起きてる日なんかは、家に夫がいるだけで安心している。

夜中に外で変な物音がした時だってすぐに頼れる人がいる事は本当に安心感しかない。

昼間だって何かあればすぐ連絡してしまう😂


存在が既にありがたいのだ。


夫がいるだけで、

子どもたちが生きてるだけで、

両親が生きてるだけで、

私は安心を与えてもらっている。


ムカつく事ばっかしたり、
とんでもない事をしたりしていたとしても、
私に何もしてくれなくても、

ただいるだけで与えてくれている。


と思ったら感謝が湧いて泣けた。





絵画教室後のランチ。柔らかい牛肉の炙りがめちゃくちゃ美味しかった😍