その後、生理がいつ来るのか。
私は術後1ヶ月で来ると思っていた。
6月になっても満月を過ぎても来ない生理。
このまま生理来なかったらどうしよう
と
急に不安に駆られた。
産婦人科に相談すると、
来ない人は半年も来ないし、個人差があるので
もうしばらく様子見て下さいと。
このまま来ないことも有り得ますよね?!
と言うと
大丈夫ですよ、今年中には来るはずです。
と。
このところの
メンタルの不安定さは
まさに
産後鬱にそっくりで私は浮き沈みが激しかった。
不安がベースにあるために
躁な時は他人を責めて攻撃し、
鬱な時は自分を責めて攻撃していた。
なので、職場で躁鬱病だと言われたりもしたのだ。
その事も相談すると、
ホルモンのバランスが崩れていますからね、
とにかく気楽にしていてください、
ストレスのないようにして気晴らししたりして下さい
と。
そうは言っても第2の反抗期真っ最中な4歳児とずっと一緒にいると
そうはいかない。
が、
もういいや。と娘の事は好きにさせた。
私が良かれと思ってしていた事もせずにいたら
娘は困ってしまい、
結局自分で対処出来るようになっている。
そして、土曜日の保育園に行ってもらい
お迎えは実家の親にお願いして
朝から夕方まで1人で過ごす時間を作った。
娘は喜んで土曜日の保育園へ行った。
四時頃に実家の親のところへ迎えに行くと
娘に「来るの早いよ!」と言われる始末。
相当楽しいようだ。
そんな中、
急に生理がきた。
何の前兆もなく。
いつもは下腹部の違和感や痛み、
胸の張りという前兆があるのに。
驚いたと同時に
とびっきり大喜び!!!
赤飯もの!!初潮か?!
生理がきてこんなに嬉しかったのは初めてかもしれない。
あぁ、私の身体が元に戻った!!
という深い安堵感に包まれた。
月が満ち欠けする安定のリズムの中、
時々、月食という現象が起こるのと同じで
毎月生理のある安定のリズムの中、
時々、妊娠出産という現象が起こるのと同じだ。
時々起こるその事で、
安定のリズムは乱れる。
この生理の再開をもって、
あぁ、やっと《流産》が終わったんだと思った。