流産待ち 9 | shukoの揺蕩うはねちブログ

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生きよう。生きていたい。と思う程たのしくて幸せで豊かに過ごせるように、自分に湧く気持ちを丁寧にみる努力をしています。

流産待ち 8

の続きです




手術室へ入り
前室で
担当者挨拶や氏名や生年月日確認をして帽子をかぶりました。

更に奥の手術室へ入り、
中央にあるベットに横になりました。

心電図や血圧の機械を付けて
麻酔も投入。


割とすぐに目の前がボヤけて
「先生、目の前がボヤけてきました」と伝えたら
もうその後、
私は意識が飛びました。



気がつくと
耳元で忙しそうに数名が動いているのを感じました。

目を開けて見てみると
ピンクのウサギや、
薄い黄色、薄い緑などパステルカラーな
さまざまな動物たちの着ぐるみを着た人たちが

あちこちバタバタ動いていました。

何処かのタワーの最上階でしょうか、

大きな窓が四方にあり、窓の外は青い空と眩しい光でサンサンとしています。


部屋の中には観葉植物が置かれていて
緑の葉っぱが新緑の鮮やかさで爽やかです。


着ぐるみを着た動物たちは
笑いながら楽しそうに陽気に
時々私に手を振ったりして
何をしているのか分かりませんが慌ただしく動いていました。



遠く、
名前を呼ばれて、何か声をかけられ
私はそれに無意識に応え、(内容は全く覚えていない)

今まで見てたのは夢だったと解り

目をうっすら開けたら
手術室の前室にいるような感じだったので
あ、手術終わったんだと解るとまた意識が飛び、


気がつけば、
旦那の声がするような気がして部屋も暗く感じたので
また元の病室に戻ったのかな?と思いながらもまた意識が飛びました。


ふと、
同室のベットの
おばあさんと誰かの話し声で
ハッキリと目が覚めました。

あ、
終わったんだ。とハッキリとここで自覚しました。

手術のことは全く覚えていません。
よって、
手術時の痛みは全く感じませんでした‼️


猛烈に下腹部に違和感?痛み?があり
これはトイレ我慢しすぎて膀胱が痛いのか
術後の子宮の痛みなのか、

何が痛いんだか分からず「何が痛いんだ????」と痛みの源を探っていると


病室にいなかった旦那が戻ってきました。


トイレ行きたい!!
何が痛いか分からないけど、とにかくトイレ!


と言うと旦那がナースコール一度押してみたかったと嬉しそうに押してくれました。


術後2時間は絶対安静で、
まだ2時間経ってないからなぁ、、、
看護師さんも渋々でしたが、


何とか懇願して看護師さんと旦那が付き添ってくれて
フラフラながらもトイレへ行ったらスッキリ!
痛みも半減!!!

膀胱も子宮も痛かったらしい。。



その後、ズキズキする子宮。

鮮血の出血。

本当に産後の様に何故かとても疲れていて身体に力が入らない。
生理の酷く重い2日目みたいな感じとも似ている。


診察すると
出血量も問題なく、麻酔もハッキリと切れているしトイレも行けるしで無事退院とのこと。



旦那が娘のお迎えに行っている間に
退院手続きやら着替えや荷物まとめて

娘と旦那が来た頃には
無事に予定よりも早く退院出来ました。



お腹空きすぎてた私が、
その時凄く食べたかったのは地元某めっちゃ美味しい店のトンカツ!!!

ってことで
イキナリ油モノで胃にガツンと来そうですが、

無性に食べた過ぎて
動きはめちゃくちゃスローでしたが、
トンカツ屋さんにそのまま旦那と娘と一緒に行ってきました!!


胡麻スリスリして味噌とまぜまぜ、
キャベツたっぷりトンカツとエビフライ!!
鯵の刺身とご飯とシジミの味噌汁、お新香付き!!


もうね、

美味しいのなんの!!!!

食べられるって幸せ‼️
食べたいもの食べられて幸せすぎましたーー❤️

画像お店のホームページよりお借りしました



今回、
流産待ち1 から
長々と書いてきた このシリーズも手術も終えて終盤ですね。


次の
流産待ち 10 
で流産待ちは完結したいと思います。