の続きです
帰宅して空っぽのお腹を満たそうと
ワカメと青菜とキノコを放り込んだにゅうめんをささっと作って食べた。
以前の私なら
精神的に食事も喉を通らなかっただろうが
良くも悪くもないこの事態の流れに委ねると決めたからか
特に食欲がなくなることはなかった。
むしろ、
今回は食べづわりの傾向があって
それがまだ続いていて食欲があった。
帰宅した旦那が神妙な面持ちで
私の座っていた斜め前のソファーに腰掛けた。
こちらを向くと
いつも辛い想いや痛い想いばかりさせてごめんね、、、。
もう苦しんで欲しくないから2人目は諦めよう。。
と重い口を開いた。
意外な発言に私は驚いた。
たしかに辛かったり痛かったりするけど
それは流産に限ったことじゃなくて。
身体に起こる辛さの程度はそれぞれ違うけど、
毎月起こる生理だって同じだし
妊娠してても同じだし
出産する時だって同じだし。
私はまた妊娠してもいいと思ってる。
むしろ、したい。
2人目とか何も考えずに普通に暮らしてて
また妊娠したら産めばいいじゃん。
子ども出来なかったらできなかったで、
それはそれでもいいじゃん。
したいようにしてようよ。
って
私はそう思ったから旦那にそのままを伝えた。
私が前とは違って、
自暴自棄になって酷く落ち込んでいないからか
旦那も安心した顔つきに変わった。
私はストーブの前でぬくぬくゴロゴロしながら
いつ自然流産で大量出血するか分からないので
手術日までの仕事や予定を全てキャンセルする為に、
各所へ連絡を入れていた。
旦那はウッドデッキの上で黙々と焚きつけ用の薪を作っていた。
後で見たら山のような、
今年はもう使わないくらいの量の焚きつけが出来ていた。
つづく