ご飯を一緒に 食べたくて


月に一度のペースで


3ヶ月くらい


つーのもとへ


通った




次回は。。。と思っていると




おお!


大型連休があるじゃない!!



この連休くらいは


つーも 帰ってくるはずだから


3日間くらいの 休みがあるはずだから


家にだって来れるじゃんドキドキ



携帯 つー いつ頃から


こっち帰ってくるの??



「んー まだわかんねー」



こればっかり




やがて


ショックな話を


彼の同僚から 聞かされた






ある日


会社に来た


彼の後任のC君に


つー 元気にやってるかなあ・・・


と 何気に話した



すると



C君の口から 出てきた言葉は








「あー 元気みたいでしたよ ニコニコ



自分は会ってないスけど


会社の連中が見たって




ほぼ毎週帰ってきてるみたいです


いつ行ってもいるって  パチンコ屋


ヤツ 会社やめたのかなあ?」







・・・・・そんなに・・・



・・・そんなに 



帰ってきてるのに・・・・



私には一言も 教えてくれない・・・・


毎週 来てるなら


一度くらい


私のところに会いに来てくれたって



いいじゃないっっ むっ



それが答えだって


わかるけど




あんまりじゃないっ 354354



がっかりと


怒りを


なだめなだめして一日を過ごした


すると



つーから電話が来たのである




何気ない話をしていたが


電話の向こうで


車の往来の音がする


仕事終わったの?


「あー終わった  疲れたあ 


ところで おまえ


前に来たとき 高速使って


何時間で来た??」




この時間に(夜9時過ぎ)


こんな質問を 投げかける・・・






何かを 察知した私


アタマの奥底で


脳ミソが ふつふつ しだしていた



これから 帰ってくるのね?



「いやー 帰んないよ


オレと同じ こっちから転勤してきてた


同じ会社の人が


きょうそっち 帰るって言うから


見送ってた  じゃーねー 田中サーンっ




また あほなウソ


何も聞こえやしない



前に聞いたときは


そんな風に転勤していった人は


いないって


言ってたじゃん





そして


とうとう


キレた・・・




















先ほどのタイトル


「悲しみを 自分の中に焼き付ける為」


です。



ごめんなさい、へんなタイトルになってしまいました。

つーがやってきたのは


10時半を過ぎていた




姿を見つけたときは


人目はばからず


飛びつきたっかった



顔を見てしまえば


もう


嬉しさでいっぱい






「腹減ったあ~  


焼肉食いにいこドキドキ




ズボンのポケット


手を突っ込んでいる腕に


手をくぐらせた




ほんとに嬉しかった






つーの車で


地元では有名な


焼肉やさんに 連れて行ってくれた



中に入り


真向かいで見る つーの顔は


少し頬が こけていた気がした




「いっぱいたべていい?かお



いくら 地元とはいえ


毎晩 豪勢な食事をしているわけもなく


おまけに


給料は


嫁が 


さくっと


お小遣いを残して


下ろしてしまう



自由になるお金などないのだ



さんざん


騙されて 無心されても


好きな人が


辛い生活をしている


それを思うだけで



お腹いっぱい食べなねニコニコ



口からこぼれる




やっぱり


私は バカなのねガクリ





さんざん


食い尽くしたようで


お腹がきついと


顔をしかめる



そんなお顔を見ているのも


嬉しかった






うれしくてうれしくて




この地に


引っ越そうかと


思ったりしてみたが


子供のこと


仕事のこと


何より


彼は いずれ


また嫁の住む家へ


戻るのだ


そう思うと


また切ない自分の立場を


嫌と言うほど


思い尽くしていた