トーン回路はバッファアンプの間に周波数帯切替可能なトーンコントロールが挟まれた形となっています。
トーンデフィートしていてもかなりのゲインを持つフラットアンプとなる回路で、このあたりを完全に切り離したプリ構成にすると何らか音質が変わるらしいです、R1の次に出たCA-X11 というアンプに MAIN- DIRECT モードというのが搭載されたのをリスニングした瀬川冬樹が指摘していました。
トーンコンが本当に不要であればジャンパーでバイパスしてみると面白いのかもしれません、S/Nは落ちるかもですが。

パーツは3群となりますが、前に説明したように定電圧回路の一部が混ざっています。
Tone
TR301,302,303,304,313,314 2SA844
TR305,306,309,310,311,312 2SC1918
TR305,306,309,310,311,312 2SC1918
TR307,308 2SC1775
D301,302 1S1555
ここ、CA-810の回路が混ざっています。
以下赤で括ったあたりラウドネス回路はCA-R1実機とは大幅に異なるので要注意。

トーン周りはシンプルで整然としておりトランジスタも一般的なので替えやすいですね。
ただ、旧い石はどうしても代替することになってしまうのでどこか別の記事で代替パーツもまとめようと思います。


そういう最後の時代だったのですね、パターンとかハンダ跡とか追いかけてると設計者の思い遣りや工員さんの心意気をしみじみ感じて心がホンワカします、ウェルビーイングというやつですね。
