さて、ヤマハのCA-R1、ビンテージというか骨董品ですし、あまりいじりたくはありません。。
が、かなりの頻度で右チャンネルがボンボン言ってメーターが振り切ると共に保護回路が働くようになってしまいました。。
とりあえずはプリアンプとメインアンプのどちらがまずいのか確認します。
この当時のプリメインアンプ(インテグレーテッドアンプとも言う)はプリアンプとメインアンプを分割できるので調べやすいです。
この↑ピン二本を抜いてRCAピンコードを繋ぐことでそれぞれ単体として使えるのです。
で、悪いことにメインアンプでした。。
この辺りはトランジスタもただ替えるでなく、コンプリメンタリやペアの特性揃いを吟味しないといけなかったりして素人には厄介。
面倒のなさそうな 2SC1213C から行きます!
調べると、トランジスタが二股ダイオードに変身してました(笑)
スペック的には 2SC1213C のはずなのに 2SC1213A が実装されてますね。
もう一個の 2SC1213A は一応トランジスタの体裁を保ってますがもはや断末魔のようです。
半導体素子というのは原理的には永久に使えるらしいですが、現実としてはこのように端子の所から内部劣化が進行します。
交換するしかないですね。
こんないにしえの石は新品手に入らないので互換品として 2SC2240BL にふたつとも替えました。
で、保護回路介入するのは治りました!
なんとラッキーな!