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裏方の話

音楽イベントのプロデュース、プランニング、アーティストのライブ活動の協力を中心にフリーランスで活動しております。音楽に関わる実務者の視点として、様々な角度から考察してみたいと思います。これらが音楽活動に何かしらの考えるきっかけとなれば幸いです。

数日前、Appleが2019年までにデジタル配信をやめて、本格的にストリーミングに移行していくという記事を見たが、Shazamを買収した事でそれがより明確化されたかなと。
 

DJ、クラブイベントなんかでは、皆Shazamやってますね。

 

https://www.shazam.com/ja

 

 

仕事の関係で1回り以上離れている10代後半から20代前半の子達と出会うと、私は必ず音楽鑑賞のツールは何かを聞いているようにしている。バンドや音楽をやっている人はアナログ、CD、デジタル、ストリーミングを使い分けている事が多く、逆に一般の人は圧倒的にストリーミングのシェアが多かった。年齢層が上がるに連れて、デジタル、CD、アナログとなっていく。(勿論、一般層でもアナログ、CDを購入している人もいる。ここではシェアの話。ちなみに私はデジタルを購入している事が多い。CDはもう聞く事すら出来ない。)

 

若年層から、デジタルももう買わない!

 

という話を聞いた時は、全く予想しない回答で驚愕であったし、CDでもアナログでもなくデジタルまでも買わないという...。という事はいわゆる”アルバム"を選択して聞く人達が少なくなっている証拠でもあるしプレイリストは様々なアーティストのシングルでめちゃくちゃなんだろう。

 

反面、私達の世代、そして上の世代よりも、音楽を受け入れる幅が圧倒的に広いという事もよく分かった。これはリスナーだけでなく、アーティストからも同じような事を感じる。これもインターネットで簡単に音楽を聴ける時代となったからであろう。

 

そういった情報もあり一部のアーティストには、どんどん曲を作ってストリーミングなり配信なりをして情報回転の重要性を訴えている。そして自分の手で商売をすればいい。ネットで探せばいくらでもある。良く分からないプロダクションやレーベルの制約に縛られて、曲が出せない、活動が出来ないという環境ならば、いっその事、自分でやった方が断然に良いと思っている。

 

目指す場所、音楽との付き合い方で、活動の仕方も大分変わってくる。

前例のままで成功する人もいるし、そうでない人もいる。

 

東京ドームや武道館なんて目指さなくても他にもやり方はたくさんある。

CD10万枚売らなくなって、やり方はたくさんある。

 

世の流れが加速している中で何をどう選ぶか。

 

Apple、Shazamを買収。

 

これはとてつもなく大きなニュースだ。

また音楽産業が変わっていく。

早速だがこんな記事を発見。

 

「夜遊び経済」でインバウンド消費拡大か

http://president.jp/articles/-/23857

 

ナイトエコノミータイムを盛り上げ、経済効果をもたらすという内容なのだが、イベントをオーガナイズ、サポートする立場からすると、早くこの制度を活性化させて欲しい。

そうなると交通機関 (主に電車)の問題が出てくるが、毎日でなくとも、金土のみ、1時間に1本でも試運転してみて欲しい。始発まで待たなくとも、深夜2,3時に帰宅出来るというニーズは高いし、もうちょっと遊んで帰ろうってなるよね。まぁそうなるとタクシー業界は泣く事になるけど。

 

 

2017年度も残り僅かという所。
まだ数日あるが自身の活動を振り返ってみた時に、今年度は公私共に様々な出来事があったなと、我ながら充実した年であったと実感している。勿論、悪い事も困難な事も同じ位たくさんあったが、それらは全て糧となり、今後の自身の活動において大きな影響を与えていくと思う。
タイトルの説明にも述べているが、私は、音楽の世界で飯を食っている。アーティスト活動ではなく、端的に言えば、『現場の裏方』の世界で活動している。裏方と言ってもやっている事はだいぶ広い。イベントを企画制作しプロモーションスケジュールを立てたり、アーティストをブッキングしたり、アーティストが気持ち良くライブが出来る環境を作ったり、フェスを作ってみたり、企業がある商品をPRしたいからイベントと音楽の力で普及させたい...などなど内容は様々である。気づけば広告代理店的な仕事をしている時もある。こんな感じだからどんなお仕事なされているんですか?と言われた時が一番困るのだ。自分でもうまく説明しづらい。大体『イベント制作の仕事をしています。』と答えるのだが、『.....。そうなんですねぇ。』という反応。絶対に分かっていないし面倒臭いからそれ以上の説明もしない。

私はこの音楽の裏方の仕事を始めて10年が経つ。初めは右も左もわからないしイベントを作った事なんて一切なかった。音楽は好きだったけど音楽業界に骨を埋めるとは思っていなかった。更には会社を辞めてフリーランスでサバイバルして行こうなんてこれっぽちも考えていなかった。会社を辞めるというのは非常に大きな決断であったし、やはり不安の方が大きかった。いろんな意味で"守られていたのだ"とも実感した。

何故このタイミングでこのようなブログを始めてみようと思ったか。

フリーになっても現場を中心とした音楽業界の舞台にはいるが、音楽を軸として別のフィールドで活動していける事もよく分かった。そして何よりフリーになった事で交流関係も広がったし、出会う人も変わり、見えなかった新しい世界が広がりつつある。そこで培ったものがまた新しいヒントとなり自分の糧となってアウトプットされていく。
インターネットが普及し、より"個"の時代が加速していく中で、アーティストも音楽に関わる全てのスタッフも今までと同じやり方や前例に囚われていては置いていかれる時代。私はいろんな人と話しをしていて本当にそう思う。そして、新しい情報と向き合い、何を選択しどこにアウトプットするか、常に思考を回転させていかなくてはならない。

私は今まさに、その"個"の中で生きている。

だからこそ見える視点と考察の中から、私ような微力な立場であっても相談を受ける場面も増えてきた。そういった経緯もあり、"音楽に関わる実務者の視点"で思った事を、次回よりこのブログ上でアウトプットしていく事にする。

 

物事を考えるきっけになれば幸いだ。

 

昨日玄関を出たらこんな景色が。素晴らしかった!!