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裏方の話

音楽イベントのプロデュース、プランニング、アーティストのライブ活動の協力を中心にフリーランスで活動しております。音楽に関わる実務者の視点として、様々な角度から考察してみたいと思います。これらが音楽活動に何かしらの考えるきっかけとなれば幸いです。

音楽配信Spotify、上場へ

https://this.kiji.is/321380041009595489?c=113147194022725109

 

最近、駅の看板やCMでも見かけますが、Spotifyはデザインも戦略もかっこいいですよね。

何か使ってみたいと思わせる。渋谷なんか凄い。

 

で、既に市場に出ているアーティストだけではなく、次世代のアーティストのキャスティングや、音楽を起用した所もイメージがいい。今SpotifyのCMでよく使われている"あっこゴリラ"が流れてきた時は本当に嬉しかった。

 

 

余談だけど、あっこちゃんはソロ活動になってから、すぐにブッキングして僕のイベントによく出てもらっていたし、今でも交流もある。ここまで露出されるようになって本当に嬉しいよ。

 

 

ただ、ぶっちゃけ僕はユーザーとしてSpotifyを使用した事が一度も無い。

ストリーミングサービスは、データ、マーケとして利用している位で、

流しっぱなしで音楽を聞く、DIGる (掘る)のはもっぱらYoutube。

 

本当に好きなアーティストや作品は、デジタルでアルバム購入している事が多いかな。

ストーリーが見えないと全く面白くないしね。

 

音楽産業だけでいうと日本はとても鎖国していて、ストリーミングのシェアも

世界に比べたらまだまだ少ない。未だにphysical文化がある。

顕著なのが、アメリカのタワーレコードは06年に破産申請しているが、

日本はかつてのアメリカと同じ店舗数程あるらしい。

 

これって凄いよね。

(CD販売以外にもカフェをやったり、アイドルレーベル作ったりして試行錯誤しているけど、

結果的に店舗健在しているからね。)

 

ある意味、日本の『文化』なんだと思う。

収集癖。サブカル的な。

 

だから、日本からCDなどのPhysicalがなくなった時は、

Japanese Cultureが無くなるんじゃないかと思っている。

 

大量生産しないで、オリジナル感と特典をしっかり考えて、

単価をあげればまだまだ可能性はあると思うけどな。

 

2017年度の中で衝撃的な音楽マーケといえば、AmPmだったかな。

コンビニのampm(エーエムピーエム)じゃなくて、AmPm (アムパム)と読む。

 

 

このプロジェクトは昔からの知人がやっているのでかなり嫉妬したが、独自のマーケティングを元に、様々なクリエターやミュージシャンが関わっているという事。一種の『作品』な訳で年齢も容姿も関係ない。可愛いとかカッコいいという無駄な情報が一切ないので、純粋に音楽に意識を置ける所もとてもいい。

 

容姿は音楽以上の情報力を持つ。同じ音楽をやっていたとしたら、

イケてる方が絶対にいいでしょ??

むしろアー写とメイクに投資した方が良い。アーティストとして売るならば。

 

話が少し外れてしまったけど、あとは、AmPmは今の時代にあった戦略。

https://www.gizmodo.jp/2017/07/ampm-creative-unit-interview.html

 

確かnewspicksで堀江さんもこのプロジェクトに絶賛してたな。

僕が今一番尊敬するアーティスト、DJ、プロデューサー、tofubeats。

ご存知の方も多いと思うが、メジャー、インディー、芸能問わず、様々なアーティストとのコラボレーションも多数。詳しくはこちらで↓

https://ja.wikipedia.org/wiki/Tofubeats

 

昨日彼がツイートしてたのを見かけたので改めて読んでみたけど、良記事だったので

ここでもオススメしたい。

 

 

 

以下、記事抜粋。

もしほんとうに売り上げを気にしたくないと思うときがあれば、「兼業音楽家」というかたちで音楽を続けていけばいい。音楽は相手がいるからこそ成立するものだから、音楽で儲けようがあるいはその必要がなくなろうが、聴いてくれる人のことは考えるじゃないですか。

これって、音楽以外のことでも一緒だと思うんですよ。ぼくの祖父母は八百屋をやっていましたが、小さいころに見ていた彼らの姿は、「人に届ける」という意味で、いまぼくがやっている音楽をつくって売ることと、変わらないと思うんです。

 

これは2016年の記事だけど、初めて出会った2011年だか、12年にも同じ事を言っていた。僕が主催するイベントで出演してもらう事になったので、本番日前にマネージャーとtofuくんを

誘ってランチに行って色々話をしたけど、売れるべくして売れたなというのが率直な感想。

 

まだ鮮明に覚えてる。渋谷のカフェで天気も良くて、窓際に座っていたから日差しも入ってきて暖かかった。4人がけのテーブルに3人で座って飯食った。

 

音楽制作の話から音楽との付き合い方、そして彼自身の未来の話まで。

これがまだ20代前半だったからね。仕事上、年齢問わずいろんなミュージシャンと会う事が多かったけど、こんな考えをしている人はいなかった。

 

WIREDさんの企画も良かったね。

http://wired.jp/series/wired-audi-innovation-award/23_tofubeats/

 

 

 

個人的にはもうFacebookは情報を取り入れるだけで殆ど自分からは発信してないんだよね。

重くて。Instagramは使ってるけど。

 

ユニバーサルとFacebookが組むのはとても興味深い。

でも一体どんなサービスになるんだろう。一社だけだと本当の意味で音楽を楽しめないし。

いずれにせよ今後の動きが気になります。

http://www.afpbb.com/articles/-/3156284

 

H.H Instargam

Hiroshi_Haneda_Hanecom

 

改めて読んだけど、これは本当にオススメ。

 

 

私の経験上、アーティストがレコード会社にどれだけマージンを取られているか、また、CDやレコード制作、イベント、ライブにかかったコストを知らなかったりする。この"知らなかった"が大問題で、後々揉める事が多い。私がアーティストのイベントなりワンマンを制作する時は、必ず収支を見せて一緒に考えて行ったり、そして現実を突きつけていく。"これじゃ20万赤字だよ" "このコスト本当に必要?""そもそもなんでワンマンやるの?” "そもそもリリースイベントって必要??"って所まで突き詰める。

そうすると、「それってやる必要ないじゃん。止めて他の事に費やした方が絶対にいいよ。」なんて言ってイベントを止めた事もある。事務所に所属していても、こういったやりとりが出来ていない事も多く、理由もままならないままイベントが終わってみたり。実際そういった悩みの相談もあった。

 

ただ、これらは事務所にも問題があるが、アーティストにも問題がある。知らなすぎる。

そんなんじゃダメだ。いいように消費されて終わってしまう。

 

事務所に所属する理由は何なのか、何故メジャーに行きたいのか、インディーじゃダメなのか?全部自分達で出来ないのか?自分達はどこを目指しているのか?を、よりアーティスト自身がより突き詰めた上で、事務所なりレコード会社と話しをして欲しい。結果的にそれらは自分達を守ってくれるし、何故?が生まれてくるであろう。で、この何故が重要なのだ。

 

この本は2011年に刊行され、更に言うと、1960年代に既にグレイトフルデッドがセルフマネジメントを確立していたというのが明らかだ。内容も今の時代ととてもマッチングしているし、ヒントばかりが転がり落ちてる。

 

・自分達に合ったやり方を自分達で生み出す。

・やりたい事をやる。

・やりたくない事はやらない。

 

特に音楽をやっている人には是非読んでもらいたい本だ。