今回はダブルスのトップアンドバックについての解説をします。

 トップアンドバックは前後に分かれる布陣で攻めの陣形であり、ダブルスの基本陣形です。ダブルスの試合で勝つにはこのトップアンドバックの陣形をいかにキープして攻め続けられるかで勝負が決まります。

 

 トップアンドバックは前衛と後衛の役割の理解なので以下をまずご参照ください。

 

 

 

 さて、このトップアンドバックの陣形ですがこれを臨機応変にフォーメーションを組むのはすごく難しいです。ただ上に打ち上げたら左右に並ぶだけのサイドバイサイドとは比較になりません。ある程度バドミントンができる中級者クラスの人でも出来ていない人が多い印象です。

 一番多いのはサイドバイサイドからトップアンドバックに変化するときですね。前衛または後衛が不在になることが多々あります。

 

 ちなみにこの変化が出来るようになると勝率、自身の得点率が大幅に上がります。それは自己体験済みです。

 一応ある程度バドミントンができる人はトップアンドバックもサイドバイサイドも知識としては知っています。ただとっさの判断で変化することが出来ないんですね。知識はあっても実践で体が動かないのであれば意味はないです。

 

 これはどうすればいいのかというと2つ方法があります。

 

 1.常に試合中、自分のあるべきポジションを考える

 2.ポジション取りに特化した練習をする

 

 どちらの方法も頭を使って、体で覚えることは共通です。効率がいいのは2の方法ですが専用練習なので基礎打ちと試合しかやらないサークルは1の実践で磨くしかないです…が普通の人はやらないです。頭を使うこと、慣れないことをするのはやらないのが普通だからです。

 それよりもスマッシュのスピードを上げたり、ハイバックを上手く打てるにはどうしたらいいか?のほうを気にする人が多いです。

 

 ポジション取りに特化した練習で去年12月にうちでやったのは「ダブルスのオールショート」だったのですがまた別の機会に書きます。

 

 ダブルスの基本記事はこれで終わりです。今後当サークルでやっているダブルス関連の練習記事を書くとき、練習に関連している基本記事のリンクもつけるので基本を忘れてしまった時の参考にしていただければと思います_(._.)_