さざんか | 日々、折々…

日々、折々…

折々に浮かびくることをとりとめもなくつづってみました 風の音を聴きながら…


 さざんか さざんか さいたみち〜🎵

 童謡「たきび」の2番である わが家の庭のさざんかが花をつけた 青々とした葉に赤い花が映える よくみればつぼみが無数にあって、いまやと花を開くのを待っているかのようだ

 さざんかなのか、はたまたつばきなのか… 庭師さんでも間違えるほどややこしいらしい さざんかの葉っぱはぎざぎざしているが、つばきはつるっとしている さざんかは花びらが散っていくのに対して、つばきは花ごと落ちるというのが見分け方らしい それにしても、冬枯れの庭に心沸き立つ彩りだ

 作曲家の平吉毅州と飯沼信義が唱歌や童謡を混声四部合唱に編曲している この「たきび」は平吉毅州 どの曲も奇を衒わず、それでいて思わず「うーん」とうなる編曲だ いいセンスというよりも職人技を感じるほどだ

 たきびができるご時世ではないのだが、幼い頃に大人たちとたきびを囲んであーだこーだと話をしていたことが思い出される 

 かきねの かきねの まがりかど〜🎵

 冷たい空気にほっぺたを赤めながら何度も歌った歌 甦ってくる