プーランクは本当に歌曲をたくさん書いていて、55作品残している ちなみに合唱曲は21曲 本当に言葉のある音楽、歌が溢れていたのだろう 歌曲の方がより自然で、自由闊達、やんちゃな感じがし、合唱曲の方が、より構成的であり透明な美しさがあるように思います
 歌曲においては同時代にに生きる詩人の詩に好んで作曲しましたが、合唱曲「クリスマスのための4つのモテット」のように教会ラテン語で何百年も教会の中で歌い継がれているテキストに作曲する時、そう!親交のあったプロコフィエフやストラビンスキーの新古典主義的な端正でもある美しさをたたえているようにおもいます 「悔悟の時の4つのモテット」は演奏頻度は低いですが、さらに静かにけれども内在する情熱がまるでドラマを語るように描かれています 「小さな声(プチヴォア)」は歌曲に近く、アッシジの聖フランチェスコの4つの小さな祈りやAve verm corpusは前述のモテットに近いといえます この後、プーランクは合唱曲としては、「ミサ曲ト長調」を書きます 調性で書かれてますが、これがなかなかの難曲 ちょっとぶっ飛んでもいます さすがプーランク!そして、最晩年に「カンタータ 人間の顔」を書き、金字塔を打ち立てたとも言えます
 フランス歌曲王のプーランクですが、合唱曲の分野でも、プーランク!という個性的な曲を残し、今なお演奏され続けています