いたずら小僧ははやく家を出る! | 日々、折々…

日々、折々…

折々に浮かびくることをとりとめもなくつづってみました 風の音を聴きながら…


 また寒い日が続いている 伊勢湾に面した津は温暖であまり気温も下がらず過ごしやすい街だ しかし、昨日はさーっと雪が流れたり、ちらちらとしたりと寒い1日だった 昼間に雪が降るなんて珍しいことだ
 わが家の猫の額のような庭に霜柱をみつけた 本当に寒い時は地中の水分が毛細管現象によって地表に染み出しそれが柱状に凍るというわけだ 地中というのはそう簡単には冷えないから、もちろん地表近くで見られる
 寒い時は寒い時で子どもたちはいそがしい 雪が降ったら新雪を踏みしめないといけないし、寒い朝は田んぼなどにはった氷をわったり、氷の上をスケーターよろしく滑ったりしなくてはならない ゆっくりしてなんていられないのだ 学校へ行くと、「あいつ、田んぼの氷が割れてはまった!」などがみんなうれしそうに大声で語られており、そいつのところへ行ってその一部始終、すなわち武勇伝をきくのだ ストーブにあたって濡れたところを乾かしたりしているのだ
 舗装されていない通学路にはところどころ霜柱が立っている その霜柱はなるべく踏みしめたいのだ あのサクッという感覚が好きで先を争って霜柱を踏みしめるのだ
 さすがに庭の霜柱は踏みしめなかったが、じっと霜柱を眺めていた