Amazon在庫復活しました!
一番みなさんのお手元に届かなきゃいけない時期に、大変失礼しました。(6冊ですので、早い者勝ちですが•••)
と、ちょっとホッとしたところで、
今回は平成28年事例Ⅰ第1問設問2のお話です。
第1問(配点40点)
「業績が好調であったA杜の3代目社長の時代に進められた事業展開について、以下の設問に答えよ 。
(設問2)
1990年代後半になっても売上の大半を学校アルバム事業が占めており、A社の3代目社長が推し進めた新規事業が大きな成果を上げてきたとはいえない状況であった。その要因として、どのようなことが考えられるか。100字以内で述べよ。」
ときました。
handys97は、
「要因は、中核事業で蓄積してきた高い印刷技術や印刷精度とはシナジー効果の薄い事業多角化であったこと、また、複数事業の展開にも関わらず機能別組織であったため社員の人材力を活かしきれなかったこと、である。」(99字)と解答とました。
新規事業進出のポイントは「シナジーとリスク」。「従来一生懸命やってきたこととシナジー効果のない事業をやってうまくいくわけがない」というのは診断士さんの共通認識です。
これは2次試験全般に言えることです。
平成28年事例Ⅲの新規事業「カット野菜とソース事業」でも、「カット野菜」を選んだ方が合格者の多くを占めたようです。
そして、この事例の第5段落には「バブルに乗って関連のない多角化をした」ことが描かれています。
これだけでも良いような気もしますが、100字なので多分字数が余っちゃいますね。でも、簡単にはもう一つの論点が浮かばないかもしれないので、80分の時間配分を考えると、まずは、「シナジー効果」だけ書いておいて他の問題を解いてから考えるという戦略もあります。
handys97は、一応もう一つの論点を探してみました。
すると、「多角化志向なのに機能別組織?」。
チャンドラーさんは「組織は戦略に従う」って言ってます。それに事例の課題として「機能別組織の改編」を検討している(第1問を受けての第2問?)と考えたので、課題を抽出として出題者が求めていると考えました。
後半部は、あくまで2つ目の論点を入れるならといく観点からの考察ですので、無理強いはしません。「鉄板の『シナジー効果』だけを因果で書いておいて、部分点で逃げとく」で良いのではとも考えます。
少なくとも「2つ目の論点が浮かばない!」と悩み悩んで他の問題を解く時間がなくなったという最悪のケースに陥らないように、ご用心。


