不安定な天気が続きます。
あちらこちらで「ミニゲリラ豪雨」のようなお話を聞き、ウチの奥さんと「今日はゲリラ豪雨が来そうな天気やね。」(こうなるとゲリラでもなんでもありませんが•••)と話したりなんてします。
さて、今回は平成28年事例Ⅰ第1問設問1についてお話しします。
「業績が好調であったA杜の3代目社長の時代に進められた事業展開について、以下の設問に答えよ 。
(設問1)
当初立ち上げた一般印刷事業などの事業展開によってA社は成長を遂げることができた。その要因として、どのようなことが考えられるか。100字以内で述べよ。」ときました。
handys97は、
「要因は、一貫体制を持ち高い印刷技術の蓄積を活用しアルバム事業・美術印刷事業等シナジー効果ある事業展開したこと、社員教育に注力し人材力を強化、企画力・デザイン力を強化向上させ他社と差別化できたこと、である。」(100字)と解答しました。
事例Ⅰでも8割がた第1問は内外環境を問う問題です。それ以外は「業界の特徴」なんかが問われたこともあります。
平成25年なんかは、なんの分析もしてないのに、いきなり「事業の留意点」を問うビックリ問題をかまし、受験生のアタマを真っ白にしてくれたこともありますが、今回は「成長要因」を問われてますので、「強み」もしくは「機会」を抜出して解答します。
与件文を見ると、成長要因の一つとして「人材力の強化」、「高度な印刷技術を活用した印刷事業の拡大」とあります。
従って、骨子として「高い技術力の活用」と「人材力の強化」の2論点を取り上げ、それらを活かして「シナジー効果のある展開」「他者との差別化」をしたこと、と続けました。「シナジー効果」と入れたのは設問2でシナジー効果のない多角化をネガティブに解していたからです。
バランス上、外部環境も取り上げたかったのですが、時期がバブル期に当たるとはいえ、それを成長要因とするような記述が見つからなかったので、あえて触れませんでした。
基本的には、こういった問題は「強み」と「機会」で書くことを主眼に進めるのが、原則ですね。
キチンとSWOTして字数合わせも綿密にして、こういった分析系の問題を確実に問っていくことが、一般的に難しいと言われる事例Ⅰの得点を「安定化」させるコツだったりします。

