SWOTをしない理由が見つからない | 「中小企業診断士試験はシンプルにやっつけよう!」~貴方を合格に押し上げる経士会メソッドをお伝えする中小企業診断士handys97~

「中小企業診断士試験はシンプルにやっつけよう!」~貴方を合格に押し上げる経士会メソッドをお伝えする中小企業診断士handys97~

東京・大阪・名古屋で受験生を支援してきた経士会(大阪)の講師(平成26年中小企業診断士試験合格者)が、合格のコツや情報をお知らせするブログです。

 
(大阪)のhandys97です。

 

経営コンサルタントさんって、切り口にアルファベットを使うのが大好きですよね。
前回お話ししたSTPをはじめPDCAとかPESTとかVRIOとか。また、4Pとか4Cとか7Sとか。
そして、5Sに至っては(整理•整頓•清掃•清潔•躾)と、もはや日本語だったりします。
 
今回はそんな中で、基本中の基本「SWOT」のお話をします。
 
ご説明する必要もないかもしれませんが、強み(S)•弱み(W)•機会(O)•脅威(T)の英訳の頭文字を並べたもので、企業を取り巻く内外環境を分析することで現状把握をする分析手法のことです。
 
事例Ⅲでは、平成13年新制度以降から第1問はSWOT分析が鉄板!「強み」「弱み」と直接的な問いはもちろん、「内外環境」「成長要因」と言葉は変わっても問われていることは一緒です。
また、SWOT分析をすると「W」がいっぱい!
当然です。
それをぜん~ぶ改善するのが事例Ⅲなのですから・・・
 
また、事例Ⅳでも与件文を簡単にSWOTとしておくと財務指標を決めやすいし説明も論理的にできます。
 
ですから、handys97は4事例とも「SWOT」することで、総得点を安定的に上げることができると考えています。
 
「『SWOT』なんてしない」っていう受験生の方がいらっしゃいます。
 
でも、「与件文を読む」ということは「事例企業の現状分析をする」ということ。
何の分析もしないで漠然と与件文を問題を解くためだけに読むから、得点が安定しないんです。
だって、出題者が「SWOT前提」で問題を作っているんですから・・・
 
悪いことは言いません。
「余白に表を作って!」なんてことも言いません(私は受験時代作ってましたが・・・)
ただ、そういった分析を考えながら読むと確実に得点は上がるし安定すると思います。
 
実務では、「SWOTはもう古いから使わない」ってなんて言われる方もいます。確かに「そんな判り切った分析よりも、もっと実用的な分析に進む方が現実的」というのもわかります。
でも、中小企業の社長はこのSWOTを整理してあげるだけで問題解決できる方も多いですよね。ですから、「SWOTを前提にクライアントさんにふさわしい個別の分析に進んで行く。」というのが良いと思います。
 
それでは、次回は事例Ⅳの知識の中からお話しします。
 
あと、明日5月14日午後に、タキプロ勉強会名古屋でhandys97が事例Ⅳの講義をやります。もしよろしければ。⇓
 
【2次試験オープンセミナー(大阪)】
テーマ:「中小企業診断士試験の合格者は気付いていること、不合格者が気付いてないこと」
主    催:経士会中小企業診断士チーム
講    師:handys97
 
 
関西の方は、お時間があればお運びください。
きっと、楽しく、合格に近づく、2時間にさせていただきます。