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「あなたを合格に押し上げる独自のメソッド。大阪経士会中小企業診断士」の
みなさん、与件文はキチンと読めてますか?
事例問題への対応の基本はキチンと読むことです。
経士会では一昨日の受験生さん向けセミナーの中で、「如何に与件文を読めていないか?」を実感していただくワークをさせていただきましたが、二次試験では与件文の中の何気なく読み飛ばしている部分に、みなさんが思っている以上に、重要なことが書いてあったりします。
中小企業診断士二次試験の与件文は時間をかけてしっかり練られたものですので、無駄な部分はほとんどありません。
(それでもたまにありますかねぇ。平成25年の事例Ⅳのようにのように与件文全体が何のために書かれているのか理解できない問題もあったし・・・。
まぁ、レアケースですけど)
その設問 には一見関係ないと思われるような場所にヒントや答えを忍ばせるのも出題者の常套手段です。
特に事例Ⅰは明示性が少なく、今回裏読みする部分があったように、ロジックが飛ばない程度に表面的に与件文に落とされていない「行間を読む」ということが必要になるときがあります。
ということで、今回は平成24年事例Ⅰ第3問についてお話しします。
お題は
「日本国内で重要保安部品を自動車部品メーカーに供給しているA社では、表面加工処理の自動化システムなどを開発し、品質の確保を図ってきた。しかし、東南アジアの中でも労働者がまじめで勤勉だといわれるS国の工場に、品質保証のためのシステムを導入したにもかかわらず、X社向け表面加工処理が主であるS国の工場を日本の工場の品質保証レベルにまで引き上げるにはかなりの時聞がかかった。それには、どのような理由が考えられるか。120字以内で答えよ。」
という問題です。
handys97がたどりついた答案は、
「理由は、品質保証レベルの確保の為に必要なシステム導入以外の、①取引先の状況を考えた継続的プロセス改善、②異常発見の意識醸成と即応能力を継続的に育成確保する体制構築について、そのマネジメント、コミュニケーション、教育体制構築に時間を要した為。」(120字)
この問題は、A社がこれまでの歴史の中で大切にしてきたこととS国で重ねてきたことのつながりを丁寧に読み取る問題です。
「考えられるか?」と問ってきてますので、推定する要素が強いのですが、あくまで与件文の事象からつながるものを推定しましょう。
handys97は、与件文中の「システムを完備されているからといって~体制が必要となる。」までのシステム要因以外のA社にとって大切な点を「抜書き」してみました。
その上で、それがS国でなかなか要因を、「現在では、30代後半の技術畑出身で現場に精通している係長クラスの人材を工場長として派遣し現場の運営を任せている。月に一度は役員を現地に派遣し本社の意向や考え方を伝えたり、現地の技術者を日本国内で教育する機会も設けている。」という与件文から、裏読みをして「過去は技術畑でない現場に精通しないエライ人が工場長で、コミュニケーションや教育が行き届かなかった。」ということと推定してみました。
今回の答案は漢字やキーワードだらけになってしまいましたね。書きたいことをそのまま書くとかなりの字数オーバーになってしまいます。
合格者の方は字数を増やすことよりも減らすことに苦しみます。
編集力も腕の見せ所ですね。
この問題は、丁寧に対処すればなんとか解答できそうです。
それでは、次回は第4問についてお話しします。
お問い合わせは、handys97@gmail.comまで
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