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今日の【NA】初級クラスは、フリートークからスタート。

 

話に出てきた「保育士、看護師、介護士」等の「資格」。

指文字の「し」を左胸に付ける単語をする人が多いと思いますが、変換するなら?

 

「役割?」「責任?」

近いけどピンとこず、責任者なの?重役なの?とズレてしまいそうです。

「免許(資格)」の事だよね、と落ち着きました。

 

日本語の文字通りを指文字にするよりも、内容をイメージして伝えた方が、地域差や手話学習歴等も関係なくコミュニケーションがとれますね。

 

「登竜門」という日本語。よく目にしますが、その意味は?

 

生徒A『M1グランプリ…トーナメント…えーっと…』

生徒B『ドラゴンボール…天下一武道会…トーナメント…難しいところ』

花井講師『言いたいことはわかる。でも、今の手話ではろう者はわからないし全ての意味もつかめない。ズレる可能性もある。話の進め方や言葉の選び方、組み合わせ、ポイント、言い回し、それをも考えないと』

 

この「話の進め方」は、音声での日本語でも大事なポイントですよね。

例え話を含めての起承転結。

花井講師はそれが得意なので、お手本にすると手話以外でも役に立ちます。

 

その後は

「系統」や「体系」。地図のCLで終了しました。

 

言葉だけにとらわれずにイメージをしてコミュニケーションを大切にすること。

日本語主体の考え方は捨てていきます。

レッスン中は指文字で済ませずに工夫したり、手話単語と意味が合わない「日本語に寄せた単語」や、「日本語主体の考え方」は頭から捨てていきます。

これは、決してNA花井盛彦手話教室のマイルールではなく「上達するための約束事」だと話しが出ました。

 

今日もお疲れ様でした。