身の回りに起きたシンクロニシティが
あまりに不思議だったので
「シンクロニシティ」をキーワードにして書いています。
 
私の体験の始まりはこれ(1)

今回はシンクロニシティと深く関係している、
「時間と不確実性」について書いてみる。

最近バシャールの「針の目」の延期をよく目にする。
こういった「延期」ってよく発生する。

日月神示でもミロクの世は延期になっていたし、
アセンションだって、本来とっくに完了している
はずじゃなかったっけ?

通常こういった「延期」については、
メッセージを降ろしてくださる高次元の存在が
我々のように肉体を持っていなくて、
時間という幻想とのマッチングが難しいから、とか

人類の意識の変化があったから、とかいう
もっともらしい理由がつけられる。

そういう理由に納得しちゃっている人はいい。
でも、我々3次元の世界の人間にはなんだか
しっくりこない時があるんじゃない?

だって我々の身の回りで起るシンクロニシティは、
絶妙なタイミングで、時間のずれなんてなく、
ぴったりのタイミングでやってくるわけだし。

デジタル時計の見せるゾロ目や、
人と出会うタイミングなんて数秒さえ狂わない。

なのになぜ何年も何十年も「延期」が起こる?
もう少し深堀していってみよう。

Wingmakersを読んでから、「宇宙の叡智」
に思いを巡らすことが多くなった。

この宇宙を作り上げた宇宙の叡智。
これなくしてこの宇宙の仕組みも、人間も物質も
存在するとはやっぱり思えない。

あまりに精緻に出来すぎている。

宇宙の叡智は、人間の肉体を設計し、

DNAにその情報を吹き込んだ。

その肉体の中に個々の魂を入れ、それらが宇宙の
仕組みを輪廻および転生を通して学べるようにした。

60兆個もの細胞が互いに連携をとり、それ以上の
細菌やウイルスと連携し、1つの肉体として
動作するように設計した。その中の脳がこの3次元
世界で流れる時間を認識できるように設計した。

宇宙の叡智がこの3次元世界の「時間」というもの
さえも詳細に設計し、理解しているからこそ、
そのような脳が設計できるとは思わないだろうか。

それら個々の魂がその肉体で感じたこと、思ったこと
五感を通して入ってくる情報以上のこと、さらには
あらゆる動物や意識があるものの情報を記録保存し、
必要に応じてアクセスできる、最高度のセキュリティ
システムを持ったアカシックレコードを設計し、
パラレルワールドのシステムを設計し運営する
能力さえも持っている。

宇宙の叡智の次元においては、おそらく「遅延」
というものは存在していない。すべてが完璧。

Wingmakersに出てくる米国極秘機関のACIOでは
既に地球外知的生命体との共同研究がおこなわれて
いることになっている。そこで使われている地球外
の技術を使ったコンピュータは、我々のコンピュータの
数百世代先を行くという。

 

1世代先を行くだけでけた違いの計算能力を持つのだから、

地球のコンピュータなど、比較にならないだろう。

肉体を持ったレベルの生命体でさえそのレベルの
技術を持っているとすれば、それこそ宇宙の叡智
レベルの情報処理能力は計り知れないと思う。

それほどの情報処理能力がある知性が「遅延」を起こす
なんて考えられない。違う?

逆に言えば、それほどの情報処理能力があるからこそ、
我々の周りに精緻なシンクロニシティを起こせるんだよね。

原生林や山の中、自然の中をよく歩くようになって、
その自然の精緻さ、美しさに圧倒されるようになった。
このすべてをデザインした存在のすごさと、そのすべてに
流れ込んでくる、常に変化する無限の力のすごさに。

この宇宙に新たな魂が宇宙から分離した瞬間には、
既に最高度の知性レベルでは、その魂がどのような輪廻と
転生をたどり、その間に何を感じ、何を選び、何を学ぶのか
といったすべてが計算完了してしまうのではないだろうか。

瞑想を学ぶと、思考というものさえ向こうからやってくる
ということが分かる。その向こうからやってくる人類全体の
「思考」のシステムさえ、その知性が作り上げたはずだ。

ならば人間が何を考え、どのような経験をするか、
どのパラレルワールドをいつシフトするか
なんて、たぶん生まれる前にその存在は計算済み。
その世界は以前説明したパラレルワールドのあみだくじ

モデルのように、選択肢がない。

では「遅延」はどうして起こるんだろう?

そのようなメッセージは、恐らく我々3次元の
肉体次元を卒業した数次元上の存在からのもので、
肉体を持たないから時間感覚がぴんと来ていないので、
時間のずれ、「遅延」が起るのではと私は思っている。

とはいえ、我々から見れば高次の存在であることには
変わりなく、そういった助言も、とても我々の支えになって
いることに変わりない。ただつながる先によって「遅延」が
発生するのかもしれない。

従い、我々は本当はそういった次元からのメッセージの
時間的要素には気を付けておかなくてはならない。


そして宇宙の叡智につながっている自分自身の
スピリットや肉体とつながればそのような「遅延」に
一喜一憂しなくてすむということを理解すればいい。

さて、そういった世界を夢想していると、
MOMOYOさんの言っている
「人間に選択肢なんてない」ということが
はっきりと感じられてくる。
人間は、行く学校も、友達も結婚相手も
既に決まっているって。

エックハルト・トールも、森に落ちる木の葉の
1枚1枚の落ちる場所も決まっているというね。

選択肢があるか、ないか、はきっと観点の次元の違い。
3次元の肉体次元においては、選択肢が絶対に存在するように
見えるからこそ学べることが多い。そういうシステムになっている。

そして本当は選択肢なんてない、って分かっても、
この肉体次元では実際には選択はし続けなくては
ならない。

ただ本当は選択肢がないってわかっていると、
思考して悩むことが少なくなると思う。
選択肢がないと、頭で考えても理解するのは難しい
から、心で納得する必要があるんだろうね。

結婚することが決まっている人は
婚活するかどうかに関わらず相手も決まっているし、

受験に合格する人は合格することが決まっていて、
その先の友達も決まっている。

覚醒することが決まっている人は
その時が来たら覚醒する。

でも、決まっているかどうかが分からないから
努力したり勉強したりするんだろうね。
それさえも選択できないようになっている気がする。

現在の「スピリチュアル」と言われている世界観は、
3次元の世界から高次元を垣間見るスタイルが多い。
スピリットの世界、パラレルワールドのシステムを、
ほんのちょっとカーテンの裾をあけて見てみて、
対症療法的にその世界を活用してみるスタイル。

それらの宇宙の仕組みを作り上げた、

最高度の知性の次元から3次元の方を見ることが

できたなら、きっと全く異なる世界が見えるんだよね。

私はそれを見てみたい。