アプリリアRS125 CHM-チャーモ144ボアアップ初期セッティング | ハンサムブログ
最近、RS125ボアアップの検索からたどり着く方が多いようなので、セッティング情報を整理しておきます。
試行錯誤段階のセッティングを間違って施すと壊す恐れがあるので。

チャンバー:TYGA
キャブ:PHBH28

MJ:135(ノーマル128)
SJ:58(ノーマル62)
ニードル:X2(ノーマル)クリップ最上段(ノーマル上から2段目)
パイロットスクリュー3時間半戻し
エアクリボックスに穴あけ、ペットボトルの飲み口ファンネル追加
フィルター:ノーマル

以上が冬でも安全なセッティングです。
下が薄め、上が濃い目がコツのようです。
7000~7500あたりに谷が出来る場合は、全体的に濃い目にすると消えます。
5000あたりのゴボつきは、全開にして多少ゴボつく程度に残した方がいいと思います。
薄めにすると鋭く吹けるような感じがしますが、実際にはトルクも薄くなります。
ペットボトルファンネルはトップエンドで気持ち利いてるくらいで、なくてもさほど影響なしです。

また、チャーモは排気側フランジが未切削で、そのままチャンバーを組むと盛大に排気漏れしてセッティングが出ません。ヤスリ等での平面だし必須です。
ヘッドを加工できない人はとりあえずベースガスケットは一番厚いのをセットしてみてください。デトネーション予防です。
最近のキットは排気デバイスのスペーサーが追加されたとの情報ですが、仮組みしてシリンダー内に飛び出さないか確認してください。これでピストンヘッドを叩いて壊しました。

以上を初期セッティングにして好みや季節対応で煮詰めれば、回り道しないで済むと思います。
低中からリニアなトルク感で、抜群に乗りやすく速いですよ。

健闘を祈ります。