


イギリスとタイからの直輸入部品が届くまでの間、
入手したエンジンの健全性確認の為、腰上を開けてみた。
状態はかなり良かった。
ピストンとシリンダーには傷一つ無く、
シリンダー壁にオイルを溜める役割で、わざと付けられた微細な傷であるところのクロスハッチもはっきりと残っている。
このまま組みつけても問題は無いと思うが、ミクロなヒートスポットが出来ないように、ピストンピン穴とスカート部の、シリンダーに触れるピン角を、慎重に丸めておいた。
夏場はいつも、重たい湿気で空が霞んでほとんど星が見えないが、最近では秋の気配を感じさせる星空が見られる事が多くなった。
秋は一番好きな季節、『こんな夜にお前に乗れないなんて♪』の心境そのものだ。
今度載せるこのエンジンは、若干のパワーアップ予定だ。2サイクルらしさを際立たせようと思う。
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宿題に頂いたヌーブラ小説は、未だふさわしいキャラクターを生み出せずにいます。今しばらくお待ちを。