水からの被曝について | ハンサムブログ
放射性ヨウ素の飲料水の基準についてです。

3/17以前の日本の飲料水の基準値は、10Bq/kgでした。 
3/17以後の日本の飲料水の基準値は、300 Bq/kgと、一気に30倍となりました。

ちなみに、世界の基準値を示します。
WHO基準      1Bq/kg
ドイツガス水道協会 0.5Bq/kg
アメリカの法令基準 0.111ベクレルBq/kg

WHO基準に対して300倍、ドイツ基準に対して600倍、アメリカ基準に対して2700倍です。
この値を持って、「飲料水は安全です」と宣言されます。

300 Bq/kgの水を毎日2リットルづつ摂取すると、年間4.8mSvの内部被曝を受けるとの事です。

水道水の値は、一時に比べて落ち着いてきてはいます。
http://atmc.jp/water/

電卓をはじいて、ご自分の被曝量を概算し、どの程度に抑えるかを真剣に考えるべきです。

一つの基準として、水からの年間被曝量を1mSv丁度とする為には、62.5Bq/kgの水を摂り続ける事です。
被曝は水からのみではないので、食品からの被曝、空間線被曝など、他要因も考慮する必要がありますが。

自分の被曝量を分かって、自分の信じる基準に照らし合わせて安全かどうかを判断できれば、闇雲な不安は解消できます。