大衆演劇・変質 | BOOのなみはや国風土記

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 来月5月で、ブログを書き始めて丸11年。ギューとしたら8年位か。去年は丸10年を忘れてた。


 書き始めて、大衆演劇が変わったのは芝居が変わった。本当にベタな人情芝居をしなくなった。それと主人公のかっこよさだけを描いたヤクザもの。あとは座員数が減り、大きな芝居が減った。昨日観た劇団紀州の芝居なんかはやれるところが数劇団しかない。


 本当に筋の簡単なかるい芝居ばかり。多分素人さんが見ても落ちがわかるような。そやから芝居の感想が雑になってる。初見の芝居、ボーッと観ても明らかに他劇団と差異のある芝居しか書いてない。多くの客がきっちり見てなく、芝居が良くても褒めないから。

 

 昨日すわん江戸村で花柳竜乃に「新作のあの芝居、共依存描いたん?」と聞いたあとの竜乃がパーッと笑顔になった。作者の意図を読み取る力も必要や。また、芝居終わりに芝居を褒めてたら、「有難うございます。若いものに伝えます」と言って深々と頭を下げた女将。褒めたり駄目だししたりすることも必要や。森川竜馬劇団でも、劇団ファンに言ったら夜の部訂正した。それが普通に言える芝居の質を上げていかんと。


ほんじゃ