「『お客様が神様なら、我々店員も神様です!』

つまり、
お客さんと店員は対等であるという事です。
御代金と我々の料理とサービスとの
交換でなのです。

もし、
お客様が神様で店舗は人であると
店舗が考えるのであれば、
それは店側の怠慢です!
自分達でハードルを
下げているんですよ。
楽してるんですよ。
対価ではなく
お金に見合わない提供をして
プラス恵んでもらっているんですよ。
だからお客様は神様なんでしょ。

でも、
代金以上の料理とサービスを提供すると、
お客様から店側を神様扱いして頂ける。
自らを律し我々は神と呼ばれる立場にならないといけない。

最近の日本人は、
出来ないと平然と言い、
ハードルを下げる習性がついている。
何かを指摘された時に、
私のせいじゃありませんと逃げたり、
自分が悪者に見えない様に
嫌な事を避けたりする習性が
老若男女かかわらずついている、

出来るか出来ないかなんて
私は最初から気にしてない!
やるか、やらないのか!
だから、
年齢も経験も気にしないと言ってる。
皆と同じ気持ちで同じゴールへ向かって、
お客さんに喜んで頂ける良いお店をつくっていきましょう!

これは、気持ちの問題なんです!
一生懸命、一心不乱に人事を尽くす!
情けは人の為ならず。」

新人研修での一コマより。


好き嫌いの多いお客さん
「いつも嫌いなものを抜いて
特別にアレンジしてもらってるんです。
返しちゃってごめんね。」
と好みを間違えて出してしまった
新人アルバイトにおっしゃられた一コマ。

そして私に「本当、悪いねぇ。
でも、そんな事をしてくれるお店は
なかなか無いし、いちいち言えないし、
助かるよ!ありがとうね!」
って照れ笑いしながら
新人アルバイトに教えて下さいました。

私はお盆に
「これは●●さんね。」
と用意したのですが、
実際に出す時に
新人アルバイトの記憶と
私の指示に違いがあったようで、
そういう時、人間というのは
自分の記憶を優先させるもので、
私の置いたものを別のものと
差し替えてお出しし、
見事に間違えたという流れ。

素敵なお客さんなので、
うまくおっしゃってくださり、
助かりましたが、
これがアレルギーだったらと思うと
恐ろしい話。

常に思っていますが、
あらためて、
言っただけ・用意しただけではダメで、
完了するまで確認する!
ですね!

自分が良く言っている言葉。
「お客さんを良く見て!
スタッフを良く見て!」です!!


昨日、パートさん達に伝えた事。

『人通りがあるからって開業すれば来店してくれるなんてのはバブル期の話。

必要なのは、
①メニュー名を聞いただけで写真を見ただけで来店したいと思う商品力!
②それを知って頂く表現力!
③それを堪能して頂く際の味と接客力!

これは現場でしか出来ない事!
それが現場主導!
そして、何よりの差別化である!

わざわざ来店したくなるお店に
なる事が飲食店経営成功の秘訣!

つまり、立地なんて関係ないって事。
現に、本店はとんでもなく辺鄙なところにあり、
入口がどこにあるかも分からないし、
看板すらない!
それでも、
ココで2号店を出店して下さいと
依頼さえ来るんですよ!
私がとんとん拍子で出店が出来るのは
物件を探しているからでは無い。
頼まれるから。

大切なのは、
求められる店舗になる事。
それが地域に末永く愛される
お店になるという、
地域密着の店舗展開!である。

私は約20年、
地域密着&現場主導の飲食店経営を
ポリシーにやっている!
だから、
自信を持ってこれを取り組んでくれ!』