今日のテーマは
「なくてはならない存在になる!」です。
実は新社会人向けの
新入社員研修で
必ず話していることなんですが、
実は私の実体験。
私が新社会人の頃
いつも
私の頭にあり
私を悩ませていた言葉があります。
それは
「給料に見合う仕事をしているのか?」
答えは言うまでもなく
「していない」です。
だから
「早く給料に見合う仕事をしなければ!」と
まずは仕事を早く覚えなくてはと
朝から晩までひたすら仕事をしていました。
すると
給料が増えているんです!
私としては
「仕事を早く覚えたい」
「定時内での仕事では給料に見合っていないから
せめてそれを時間外で補いたい」
と思ってやったことなので
良くて初任給分の仕事だったのですが…。
えっ!って感じでした。
それで上司に
「給料が随分多いみたいなんですが
何かの間違いでは…」と
恐る恐る聞いてみたんです。
すると
「残業手当だから貰って下さい」
という回答。
でも
なにか腑に落ちなかったので
時間換算の残業手当を
やめてもらったんです。
だってこれじゃあ
給料泥棒になっちゃうでしょ。
当時は新人ですよ。
当然仕事は遅いですし
仕事の中身も満足じゃないわけですから。
それで
仕事の中身を上司に判断して頂いて
それを金額にしてもらう事に。
「もらえるものは
もらっておけばいいじゃん!」
なんても言われたのですが
敢えてこうさせてもらったのです。
当時考えてみたんです。
今は給料が高い(残業代がついて)けれど
仕事の中身が給料に見合っていなければ
会社にとっては悪となると思ったのです。
それだったら
同じ給料でその給料分の仕事を
ちゃんとしてくれる人を
雇った方が良いわけで
自分である必要がなくなると
考えたのです。
そうして
必死に仕事していき
基本給ベースで給料が
上がっていくようになりました。
そこで今度は
「自分がこの会社にいる
必要性ってあるのか?」
と考えるようになったのです。
給料分の仕事はできるようになった。
でも
はたして自分は存在意義があるのか?
だって
他の人がやっても問題なかったら
自分じゃ無くていいわけで
「替わりはいくらでもいるよ!」
なんて言われたら
「いくら自分は頑張ってます」と言ったって
いつ首を切られても
おかしくない存在だと思ったんです。
これじゃいけない!と
「自分にしかできない仕事」
「お前しかいない!」
と言われる仕事をしなくては!
と思うようになったのです。
ただただ
会社の為に全力で仕事をしました。
自分の会社なんだ!って。
会社は他人ではなく
自分の事だとおもって取り組みました。
だって
自分が会社を割り切って考えていたら
会社も私を割り切ると思ったんです。
だから
自分が会社を大切にしよう
そうしたら
会社も自分を大切に思ってくれるはず。
思ってもらえる存在になれるはず。
そう想い尽くしてきました。
お陰さまで
キャリアを積むことができ
自分の目標である独立の為に
退職する際も結構大変でした。(笑)
でも
最後は会社から「応援するよ!」と
送りだして頂き
今でもいつも気にかけて頂いております。
だから
「無くてはならない存在になること」は
会社の為に
家族の為に
友人の為に
地域の為に
自分の為に
なることなんじゃないかと思うのです。
そして
多くの「●●の為に」が
WIN & WINになるのだと
今は強く思うのです。