今日のテーマは
「オススメの仕方」です。
飲食店に行くと「本日のおすすめ」なんて手書きのメニューがありますよね。
それでもお客様の中では
「オススメは何?」なんて聞かれる方いらっしゃいますよね。
そんな時、「そこに書いてあるだろ!」
なんて思っちゃいけないですよ。
ここで大切なのは
「このお客様はなぜそう聞いてきたのか?」と
疑問に思う事なんです。
例えば、
・「本日のオススメ」という表記に気がつかれていない
・ワープロ打ちの為に「本日のオススメ」感がない
・通り一辺倒のオススメを知りたいわけではない
などなどお客様の目を見ているとちゃんと見えてくるものです。
私の経験ですと、
「あなた(接客者)のオススメは何?」
というケースが多いように感じます。
お店のサービスマン自身が美味しいと思うものを教えて!
それが一番おいしいに決まっている!
というお客様の声が非常に多く感じます。
私の研修では
お客様には「私は●●が好きです!」と
言うようにご提案させて頂いております。
もちろん、お客様の目をみて
あなたの一押しはなに?って感じた時にそっと言えればいいですが、
実際はアルバイトさんには至難の業です。
でも、店長さんから朝礼で
「今日は■■を売るように!」って言われた事をそのまま言うのと
ひょっとしたらお客様の意向(趣向)と違うかもしれませんが
サービスマンが自信をもって「●●が美味しいです!」と言うのとでは
お客様が納得してご注文されるのはどちらでしょうか?
答えは言わなくても見えてますよね。
また、自分が好きな物をオススメするのは
どんな人でも本当に美味しそうに説明できるんですよね。
それに、お客様が欲している味や食材やボリュームなど
的確に表現してくれるのでお客様も安心して判断できるわけです。
それで注文された方はまず間違いなくイメージ通りで美味しいと思われるわけです。
下手なマニュアル接客より人間らしい接客なので
よろしければ試してみて下さい。
ただし、その前に接客者が自信をもって
自分のお店のお料理を提供できる環境づくりが大事になってきます。