今日のテーマは
「売上がアップする試食会!」
異業種の方がこの言葉を聞くと
思わず「いいなー!」って思っちゃいますよね。(笑)
飲食店にとっては大事な企画会議なんです。
異業種の方はそう思って照らし合わせて読んで頂ければ幸いです。
試食会の目的は
「全スタッフが自信を持って提供できる」
ようにする為です。
つまり全スタッフが
「これは美味しい!」
「是非お客様に食べてもらいたい!」
「これを出したら絶対に喜ぶぞー!」
と思うお料理だけをメニューに載せるということ。
私の経験やクライアント様でもそうなんですが、
お客様に味や使っている食材の説明ができる為だったり、
お料理の提供の仕方の勉強の場だけで終わっていたりしがちです。
(もちろんこれも大切です!)
でも、実はもっと根本のところが大切なんです。
それは、
「お客様が喜んでくれるメニューづくり」
をするためにやるということ。
ですから
「試食会はフェアーに意見交換する場」
でなければいけません。
そんなの分かってるよ!できてるよ!
とおっしゃられるかもしれません。
でも、もう一度振り返ってみてください。
・試食会に誰が参加しているのか
・アルバイトさんが社員さんに本音で発言できる環境か
・ホールスタッフと料理人が対等に話し合っているか
・お客様の目線で検討しているか etc
コストがかかっている大切な試食会です。
売上を上げる為に最大効果を出さなくてはもったいないです。
たまに偉い人たちだけでやっている会や
料理長または社長だけが判断する会に遭遇します。
この場合、その一人のひとの味覚に頼ることになります。
その方の体調やニーズの把握次第になりますから
私が言わなくても危険なのはお分かり頂けますよね。
でも、もっと怖いのは
その一人のひとがOKと言ってくれるお料理を
いつしか作り始めるということです。
つまり、試食会でお料理を判断する人の趣味趣向に合わせた
お料理をつくりはじめるようになっていくんです。
これでは、試食会の為のメニュー作りになってしまいます。
試食会はお客様が喜ぶメニューづくりの場です。
そのための試食会の意味や位置づけ、
環境づくりに取り組まれながら実施されたら
間違いなく売上はUPしますよ!
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