名古屋でカスタムショップしているゴルフマイスターです。
Golf Classic 8月号
ドライバーの重心ハンドブックが付録で付いていました。
ヘッドの特性を左右する重要な数値が記載されています。
特にその中でも重要視するのが、
重心距離・重心深度・重心高2・重心角
この4つはヘッドそのものの特性に大きな影響を
及ぼす数値です。
この4つについて少々詳しくご説明します。
まずは重心距離
重心距離=シャフトの軸線からフェィス面上の
重心(スイートスポット)までの距離
計測2049種類の平均値が38.6mmです。
重心距離が短い(36mm以下)=ヘッドが返りやすい。
重心距離が長い(39mm以上)=ヘッドの返りが緩やか。
スライサーが重心距離の長いヘッドではよろしくない。
フッカーが短いのもどうか?
クラブ選びに必要不可欠な要件であることは間違いありません。
続いて重心深度
重心深度=実際の重心からソールに向かって
延ばした垂線から、リーディングエッジ
までの長さ(深さ)。
重心深度が深い=38mm以上
重心深度が浅い=35mm以上
平均値は36.6mm
重心深度はバックスピン量や打ち出し角に
大きな影響があります。
深い=バックスピンが掛かりやすく高打ち出し。
浅い=バックスピンがかかりにくく低打ち出し。
続いては重心高2
重心高2=クラウン側からスィートスポットまでの長さ。
有効打点距離とも呼ばれる。
重心高2が長い=22mm以上
重心高2が短い=18mm以下
平均値は22mmです。
重心高2が長ければ長いほど低重心になり、
バックスピンを減らしてくれます。
非力な方はある程度重心高2が短い方が有利です。
4つ目は重心角
重心角=クラブのシャフト部分を机などの上に置き、
ヘッドを宙に垂らした際、フェィス面が上を
向く角度。
重心角大きい=22mm以上 捕まる。
重心角小さい=20mm以下 引っ掛け解消。
自身のスイングの特徴(癖)を把握して、
上の数値を確認しながらクラブ選びをすると、
全く合わないクラブを買うことが少なくなります。
現実的には、ここにシャフトの特性が加わります。
いくらヘッドは自分に合っていても、
シャフトが合っていなければ何にもなりません。
やはり適正なクラブ選びをするならば、
専門家の意見を参考にした方が間違いないのでは??
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