グリーン周りのアプローチ パーか悪くてボギーで上がりたい。 | 70台をめざすゴルファー支援!・長久手のカスタムショップ,ゴルフマイスターのブログ

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名古屋ゴルフショップしている原田です。


先日ラウンドでの一コマです。


打ち上げのショートホールでの話。


同伴した方のショットがちょっとショートしました。


ティーショット自体はナイスショットでした。


ナイスショットが必ず良い結果とは限りません。


グリーン手前5ヤードくらいのところでした。


ピンはやや手前でエッジから7~8ヤードです。


ボールはエッジより50cmくらい低い位置にあります。


打ち上げのアプローチってことになります。


ボールのライは問題ありません。


どうもサンドウェッジを選択したようです。


ピタッと寄せてパーを取ろうと考えていたんでしょうか?


ボールが上がり過ぎてグリーンに乗りません。


3ヤードくらい進んだんでしょうか?


そこからまたサンドウェッジ。


今度はピンから4mくらいのところに乗りました。


そのパットを外してダブルボギーです。


ナイスショットがダブルボギーです。


そんなこともありますよ。


例えば、後1ヤード飛べばバーディーチャンスが・・・


バンカーでしかも目玉になっちゃって・・・


出すことも出来ずにもう一度バンカー。


2パットでダブルボギー。


先ほどの実例とバンカー目玉では状況が異なります。


実例は、


何でもないボールのライでやさしいアプローチです。


どうしてダブルボギーになったかと言えば・・・


状況判断を間違えています。


サンドウェッジを選択したのが間違いでした。


この状況ならアプローチウェッジがベストチョイスです。


アプローチウェッジでエッジを狙えば・・・


後は勝手にピンに寄って行きます。


上手く寄ればパーも取れますし、悪くてもボギーです。


”ライの良い打ち上げのアプローチです。”


58度のサンドなら、打ちだしは60度以上になります。


52度のアプローチでも54~55度になるでしょう?


平らなところよりボールは高く上がってしまいます。


その見極めが出来ないがためのミスです。


アプローチ自体の打ち方が悪い訳じゃない。


それだけに”勿体ない”ストロークをしたことになります。


その方に同じ場所からアプローチウェッジで


打ってもらいました。


先ほどのサンドウェッジで打った時と同じ振り幅です。


ボールはピン横2mくらいにオンしました。


2mくらいのパーパットです。


3回やれば1回くらいはパーが取れます。


悪くてボギーでは上がれるでしょう?


アプローチウェッジを選択していれば、


パーか悪くてボギーのところを・・・


サンドウェツジを選択したがために、


上がってみたらダブルボギーでした。


こんなケースはよく見かけることです。


技術的な問題じゃなくストロークをロスしています。


見ていて勿体ないと思います。


何が足りないか??


”リスクマネージメント”です。


自身の技量をより正確に認識することです。


最近のラウンドで私自身こんなケースがありました。


岐阜オープンの初日です。


右に大きくドッグレッグして行く上りのロングホール


でのことです。


普段なら3打目はショートアイアンで打てますが、


ティーショットをミスしたため、


3打目はまだ5Iの距離が残っていました。


グリーンまでは15ヤード以上の打ち上げです。


しかもボールは前下がりです。


グリーンの右にはOBの危険もあります。


グリーン手前には大きなバンカーがあります。


グリーンの左はサブグリーンが広がっています。


ピンは奥に切ってありました。


ここで自分の技量を考えて


サブグリーン方向を狙う選択をしました。


ここでの最悪のミスは・・・


右に出やすいライから、右にOBすることです。


ナイスショットしても手前のバンカーに入る可能性大です。


バンカーをキャリーで超えたボールは・・・


5Iで打ち上げ、しかも前下がりのライからでは・・・


グリーン上に止っていません。


残りは奥からのアプローチになります。


結果的にはサブグリーンの手前にナイスショットでした。


そこから40ヤードくらいのアプローチでしたが、


上手く寄ってパーを取ることが出来ました。


結果的には最善の選択肢でした。


ティーショットを打った時点から、


このホールはボギーも致し方ないと思って


いましたので、


結果はパーで得した気分になりました。


次からのホールにも余裕が出来た次第です。


話を元に戻します。


ショートホールでダブルボギーを打ったその方は・・・


次のホールから崩れて行きました。


ちょっとしたジャッジのミスが・・・


スコアを大きく崩すきっかけになってしまうことも


あります。


全ての場面で安全策が最善とは思いませんが、


良い結果をイメージするだけでなく、


悪い結果もイメージして臨む方が、


結果は”良”になるんじゃないかと思います。




”リスクマネージメント”



覚えておいて損はない言葉です。