名古屋でゴルフショップしている原田です。
昨日で今年の中部アマチュアが終わってしまいました。
次の試合が来週あります。
ところで・・・
あるホールのミスを例に出します。
誰もが有りがちなミスなので参考にしてください。
初日の7番ホールのロングでした。
打ち下ろしの620ヤードで強烈なアゲインストでした。
右サイドは全てOBです。
左は大きく引っ掛けはOB、OBにならなくても
セカンドはまともに狙えない状況になります。
18ホールの中で一番神経を使うティーショットです。
練習ラウンドでメンバーさんと同伴した時も
注意を受けていました。
ティーショットは3Wで低いボールを打ちました。
ほぼ完ぺきなティーショットはフェアウェイのセンター。
やや左足下がりにボールは止まっていました。
セカンドも打ちおろしになります。
ピンポジションは右の手前です。
このホールのピンポジションとしては、
一番バーディーの取りやすい位置です。
3打目をピッチングくらいで打ちたいと考えました。
練習ラウンドではほぼ同じピンポジでバーディーを
取っていました。
練習ラウンドの時にはアゲインストではなかったので、
セカンドUTで残り100ヤードまで運んでいました。
今回はUTでは7Iか8Iでしか打てないと考えました。
セカンドで手にしたのは5Wでした。
アゲインストでの吹け上がりを気にし過ぎていました。
今考えればこのアゲインストですから、
パーなら上出来だと考えるべきだったと思います。
前のホールでセカンドOBでダボを打っています。
インスタートだったので残り3ホールの7番です。
ここはバーディーを取りたい気持ちでいっぱいでした。
2打目の5Wは大きく左に引っ掛けて左の林の中。
残り距離はピンまで160ヤードくらいあります。
完全にグリーンは狙えないポジションです。
4オン狙いで5Iで出すだけでした。
ここでまたもや過ちを犯してしまいました。
少しでも近くに持って行きたいと考えていました。
グリーンの手前に大きなバンカーがあります。
砂が非常に多いバンカーでした。
5Iの3打目は100ヤード近く飛んでしまい、
入ってはいけないバンカーに行ってしまいました。
”ミスの連鎖”の始まりです。
4打目は60ヤードのバンカーショット。
ピンフラッグが見えるかどうかの打ち上げです。
52度で直接打つのを選択したんですが、
ちょっとダフってグリーン手前のラフです。
5打目は30ヤードないくらいのアプローチでした。
ラフですが、バンカー砂の混ざったライでした。
上手く打てたんですが、ピン上3mくらいありました。
ボギーパットは下りのスライスライン。
もうこの時点でボギー以上確定。
セカンド打つ前はバーディー取りたいと思っていました。
”ミスの連鎖”はまだ続きます。
どうしても入れたいボギーパット。
ちょっと強めにラインは薄く読んでいます。
冷静に考えれば、簡単に入るラインじゃありません。
案の定カップの右を通り抜けて1mオーバーです。
今度は登りの真っ直ぐライン。
いつもなら絶対にやらない・・・
”お先に。。”
完全に気持ちが抜けていました。
お先にパットも外してトリプルボギーでした。
色んなお客さんがスコアカード持って、
報告に来てくれます。
こんな説明をさせて頂きます。
”ミスの連鎖”はダメだよ。
ミスを取り返そうなんて考えると
余計にミスを増産する結果になります。
いつも皆さんに注意していることです。
今回の結果の敗因となった象徴的なホールでした。
OBなしのトリプルボギーなんて1年で何回も
ありません。
試合中は・・・
最も冷静にマネージメントしなければならないのに・・・
今回の反省を次に活かしたいと思います。
こんな経験みなさんありませんか?
そんな時には”ミスの連鎖”の元を辿ってみてください。
そこでの判断に間違いがあったはずです。
技術じゃない”ミス”があったはずです。
”今日のゴルフは調子悪かった。”とか、
”今日はツキがなかった。”とか・・・
良かったら良かった時の反省。
悪かったら悪かった時の反省。
次につながるんじゃないですか??