名古屋でゴルフショップを経営している原田です。
今日は、シャフトのことについて・・・
フレックス(硬さ)を表す表記ですが、
R=レギュラー、S=スティッフ、X=エクストラ、L=レディース
Aはアベレージの略です。R-2と同じような硬さになります。
硬い順番から言えば、X、SX、S、SR、R、R-2(A)、L
のようになります。
しかし・・・
ここで注意!!
シャフトと一言で言っても
何千種類と存在してます。
このフレックス程、あてにならないものはありません。
Sと表記してあっても軟らかいものもあれば、
Rでも硬く感じるものもある・・・
よく聞く声で・・・
”Sなんか硬くて打てないよ!”って言う方がおられます。
”Sでも大丈夫だから打ってみてくださいよ”って・・・
元々、打てないクラブやシャフトなんて勧めませんから・・・
同じシャフトでRとSであれば硬さは違います。
同じシャフトでも重さが違えば硬さも違ってきます。
もっと言えば、同じシャフトでもヘッドの違いに
よってしなり感は違ってきます。
何が一番信用できるかって・・・
”重さ”です。
g表示の秤で計ります。
重さは全国共通の単位です。
世界基準です。
300gよりも310gは10g重たいです。
ところが・・・
SやRは何の基準もありません。
シャフトを作ったメーカーが・・
これは”S”だと言えば”S”になります。
統一した基準で計れるのが・・・
”振動数”と言う値です。
専用の器械でシャフトの振動を計って、
硬さを調べる器械です。
当店にもあります。
シャフトに記してあるスペックより
信用できる数値です。
ただ、振動数もシャフトの長さが違えば数値は
変わります。ヘッドの重さでも変わります。
あまり神経質になることはお勧めしませんが・・・
少なくとも、SやRだけでは判断できないってことです。
おおよその基準を言えば、
仮に300gで45インチのドライバーがあったとします。
シャフトだけの重量は50g~60g位になります。
ヘッドスピード40くらいの方なら、
SR~Sくらいがちょうど良いくらいになります。
50くらいのヘッドスピードの方には、
例え、Xのシャフトでも軽すぎて曲がる原因になるでしょう?
ヘッドスピード35くらいの方には、
Rでも重すぎて飛ばないでしょう?
ヘッドスピード35くらいの方には、
270g~280gくらいのクラブをお勧めします。
例え、それがSRでも構わないと思います。
このように、それぞれの方に適したクラブ(シャフト)
はフレックスよりも大事な要素があるってことを
ご理解いただければ幸いです。
自分に合ったシャフトを選ぶには、硬さ・重さ
以外にも色んな要素があります。
トルクやキックポイントも大事な要素です。
このことについては、また次回にでも・・・
3時くらいにクラブ診断のお客様がご来店予定
今日はこんなところで・・・