名古屋でゴルフショップを経営している原田です。
ちょっと前にラウンドした時のことです。
前の組を回ってたおじさんのはなし。
ショートホールで前の組がホールアウトするまで
待ってました。
前の組のおじさんの一人が、バンカーで苦しんでいました。
アゴの高さは70cm~80cmくらい?
そんなに高くはありません。
何回やっても出ない
同伴者待ってるし
後ろの組はティーグラウンドにいるし・・・
気ばかり焦って・・・
必死になってるのは、150ヤード離れている私にも
感じとれたくらいです。
やっと出たのが5回目くらい
典型的にバンカー苦手な方です。
何とか出そうとするから余計に出ない。
いわゆるすくい打ちをしている。
ダフるかトップして、またバンカーの中・・・
上げようとするから 上がらない・・
サンドウェッジですから55度くらいはあるはず
この方の打ち方・・・
上げようとしているから、フィニィシュで体重が右に
残ってしまう。
逆じゃないとダメなのに・・・
バンカーショットの一番簡単な打ち方
それは、左に体重をかけておいて
クラブを鋭角に(アップライト)振り上げ
打ち込む
ボールはロフトが勝手に上げてくれます。
アゴが2mも3mもあればちょっと技いりますが、
1mそこそこのアゴなら、上げようなんてしなくても
勝手に上がります。
もう少し、上級編のバンカーショット・・・
バンカーで一番大事なのは・・・
砂の質を把握することです。
質と言うと難しいですが・・・
簡単に言えば、硬いか軟らかいか
締まっているかサラサラか
こんな程度でいいです。
締まっている時・・・
バンスが跳ねられて、トップしたりホームラン
したりすることがあります。
硬いバンカーでバンスを使うのは難しいので、
リーディングエッジを砂に突き刺して行くようなイメージで・・
サラサラの時・・・
硬い時のようにリーディングエッジを突き刺すように打つと
振りぬけないので・・・
ボールの手前にクラブのソールを落とすイメージで・・・
距離感はバックスイングの大きさで・・・
決して、スイングを緩めてはいけません。
バンカーショットで一番大事なことだと思います。
バンカーショットが苦手な方には、こんなクラブがおすすめです。
上の写真から・・・
リーディングエッジが丸みを帯びています。
砂の抵抗を減らしてくれますので、ボールの下に
入りやすくなります。
下の写真では・・・
ソールがやはり丸みを帯びています。
バンス角も12度あります。
ソール部分が砂に接地する面積が少ないため、
砂の抵抗を最小限にすることができます。
こんなクラブなら、比較的バンカーショットも
出しやすくなります。
それともうひとつ
シャフトは重ためがおすすめです。
アイアンセットがカーボンシャフトをお使いの方でも、
サンドウェッジだけはスチールシャフトがおすすめです。
クラブの重さに任せてスイングした方が
砂の抵抗に負けないからです。
バンカーに入っても、嫌だなぁって思わず、
楽しんでみませんか?